【演奏しやすい調】 | 椿音楽教室

STAFF BLOG講師ブログ

2018.04.22

【演奏しやすい調】

【演奏しやすい調】

皆さんは調性という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
ハ長調という言葉は皆さん聞いたことがあると思います。ピアノでいうと、白鍵だけで「ドレミファソラシド」を弾く時の調ですね。

でも、ピアノには黒鍵もありますね。ドではなく、別の音から始めた時に黒鍵を弾くことになります。例えば、ソの音から始めた時はファの音はシャープ(♯)になります。ファの黒鍵を弾くのです。

♯がついている楽譜を見たことがあると思いますが、♯の数によって黒鍵を弾く数も増えます。♯が増える順番は以下のようになります。

ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ

例えば、楽譜に♯が3つついていたら、ファとドとソを♯にすればいいのです。

今度はフラット(♭)の場合です。
♭が増える順番は以下のようになります。

シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ

♭が3つの楽譜の場合、シとミとラを半音下げて♭にします。
ピアノだったら白鍵だけの方がわかりやすいと思うかもしれません。では、他の楽器はどうでしょうか。

まずは弦楽器。

バイオリンは弦が4つ並んでいて、ソ・レ・ラ・ミの順番になっています。
弦を押さえないで鳴る解放弦の音であるソレラミの音階を含む調性が、バイオリンにとっては弾きやすいとされています。
開放弦の音を使用すると響きやすくなります。

ト長調(ソから始まり♯1つ) ファが♯
ニ長調(レから始まり♯2つ) ファ、ドが♯
イ長調(ラから始まり♯3つ) ファ、ド、ソが♯
ホ長調(ミから始まり♯4つ) ファ、ド、ソ、レが♯

ヴィオラやチェロは弦がド・ソ・レ・ラの順番なので、ハ長調も弾きやすいようです。

では、管楽器はどうでしょうか。
管楽器は、管の長さによって出る音が基本の音となり、それぞれ異なります。

例えば、トランペットはB♭(シ♭)、クラリネットも B♭(シ♭)、ホルンはF(ファ)、 サックスはE♭(ミ♭) やB♭(シ♭)となります。
その為、管楽器は♭の方が演奏しやすいと言われています。

弦楽器は♯が演奏しやすく、管楽器は♭が演奏しやすい。では、どの調にしたらよいのでしょうか。
弦楽器を強調したいのであれば、♯系の調にした方がいいでしょうし、管楽器を目立たせたければ♭系の調がいいとされています。

管楽器の中でもある楽器がよく鳴るようにしたければ、その調にするとよいでしょう。
オーケストラですと楽器の種類も多く、全ての楽器において響きやすい、演奏しやすい調というのは難しいかもしれません。

また逆に、あえてバイオリンが響かない調をえらんで、意図的にくすんだような印象にすることもあります。バイオリンで♭系の調を演奏してもらうと、♯系とは違って、あまり響かないのですが、それが作曲者の意図であることもあります。

このように、調によって演奏しやすさが変わります。
作曲者は聞こえる印象も考えて調を決定しているのですね。

皆さんも、好きな曲の楽譜を見て、自分の楽器では演奏しづらいと思っても、あえてチャレンジしてみるのもいいでのはないでしょうか。

少しくらい難しい方が、燃えるかもしれませんね。(私だけでしょうか…)

 

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