更新日:2017.03.31
【能・狂言の基礎知識①】~椿音楽教室~
日本の伝統芸能であるにもかかわらず、能や狂言に触れる機会は恐ろしいほど少ない。能と狂言についての授業を教育機関でどれだけ行っているかをインターネットで調べてみたのだがほとんどが「古典」として検索に引っかかってしまい、結局能や狂言本体について…
更新日:2017.04.05
【ビッグバンド④】~椿音楽教室~
そしてソロは同じ曲を弾いていてもプレイヤーによってまるで違う。超絶技巧で我々を魅了するプレイヤーもいれば、深みのあるフレーズで見る者を落とすプレイヤーと、まさに十人十色
「ビッグバンドの聴き方」というのをあえて言うのなら、それらをぜひ…
更新日:2017.03.31
【ビッグバンド②】~椿音楽教室~
現場には作曲を専攻していた私の後輩も来ていた。彼曰く、こう言ったビッグバンドのライブは初めてらしく、「ビッグバンドってどうやって聴いたらいいですか?」という非常に難しい質問を投げかけられた。何かを考えながらでなくとも、単純に音を楽しむだけで…
更新日:2017.04.02
【ああ、素晴らしき生オケ③】~椿音楽教室~
話が逸れたが試演奏である。普段DAWとにらめっこをしている私たちであるから、弦の音というとソフト音源によくあるフルオケの音しか頭の中に入っていない。今回は先述したオケ編成であるため、弦にソフト音源のような重厚なサウンドを鳴らしてもらうことは…
更新日:2017.04.01
【ああ、素晴らしき生オケ②】~椿音楽教室~
本番当日、エンジニアはホールに板付となる。他の試演奏メンバーとの相談で、アンビエントマイクを2本、弦にコンデンサマイクロフォンを2本、音量の少ない木管とピアノにレコーダーを立てる手はずとなった。先述のマイク4本に加え、PCMレコーダー3本、…
更新日:2017.03.31
【ああ、素晴らしき生オケ①】~椿音楽教室~
生オケに自分の楽曲を演奏していただく機会なんて、生きていてそうそう巡り会えるものだろうか?
この記事を書く5日前ほどに、そんな素晴らしい生オケの試演奏の機会に巡り会えた。オケの規模はそこまで大きくはなく、弦が3-2-2-2-1、管楽器が…
更新日:2017.03.23
【ミックスってなんだ④】~椿音楽教室~
ミックスの段階で各楽器を調整しやすいようにエフェクトプラグインをかけるのだが、このプラグインの数や種類が非常に膨大で、大量の予備知識と程よい経済力を持っていないとままならなかったりする。なんだか筆者には、ミックスという作業がどうもプラモデル…
更新日:2017.03.22
【ミックスってなんだ②】~椿音楽教室~
ミックスというのは、(本当に一文で片付けるなら、)各楽器の音量やパン、帯域を調整して楽曲を聴きやすいようにバランスとクオリティを整えることだ。歌モノの世界でももちろんだが、クラシックのCDなどにもこのミックスの工程が存在する。
編曲であ…
更新日:2017.03.19
【3.11を忘れない②】~椿音楽教室~
6年前、筆者は高校生で、まさか自分が音楽を専門にやるなど全く考えていなかった頃だ。東京都内の学校でその日を迎えた。午後の14時46分、試験中だった教室が大きく揺れて、棚の上に置かれたブラウン管のテレビが落ちてくるんじゃないかと思った。その時…
更新日:2017.03.14
【「新しい」とは何か①】~椿音楽教室~
作曲家の大先輩たちのお言葉によると、作曲技術や理論・DTMの打ち込み的な技術は、ある程度まで行くと横ばいになるらしい。
ではその先の作曲家としての明暗が分かれる点は、「新しい何かを生み出せるかどうか」とおっしゃる方が非常に多い。