更新日:2017.01.27
【資格と作曲と声優と②】~椿音楽教室~
いずれにせよ多くの作曲家・声優の卵たちは“就職すればゴール”でもないし、ましてや“事務所に拾われたらゴール”でも、“オーディションに受かればゴール”ですらもない。これらは全て、スタートラインなのだ。
そんな険しい道だからなのだろうか、声優…
更新日:2017.01.24
【ブルガリアン・ヴォイス①】~椿音楽教室~
ブルガリアン・ヴォイスをご存知だろうか。普段聞くような西洋のクワイアやゴスペルとは違い、一度耳にすると二度とその特徴を忘れないだろう、というブルガリア独特の伝統的な発声法だ。
最初にその存在を知ったのはいつだったか、私が通っていた専門学校…
更新日:2017.01.13
【作曲家視点の映画レビュー「ローグワン」③】~椿音楽教室~
古い作品を見返した時、それこそ先ほど言及した「Mr.インクレディブル」ではノリのいいジャジーなサウンド、「レミーのおいしいレストラン」ではイタリアの風土を連想させるアコーディオンやマンドリンなどの民族楽器群、最近だと「ズートピア」では映像に…
更新日:2017.01.10
【作曲家視点の映画レビュー「ローグワン」①】~椿音楽教室~
私には姉がいる。彼女も若い世代の中では珍しく、私と一緒でスターウォーズシリーズを全編全て見ている人種なのだが、その姉ですら「ローグワンって、SW7の続編じゃないの?」と勘違いをしていた。
ローグワンはスターウォーズシリーズの続編ではなく、…
更新日:2016.10.04
【音楽と人生 あるフルート講師のつぶやき】 ~椿音楽教室~
ソロ・Soloというのは、とても魅力的な言葉でありながら、怖いことばでもあると思います。人間は不思議なことに矛盾した考えをもつ生き物です。
時には他人と区別されたくて自分の特別さをアピールしますが、またある時には集団の一人になって目立たない…
更新日:2016.09.21
【イタリア②】~椿音楽教室~
そんな僕が初めてイタリアに行ったのが、大学4年生の時でした、同級生の女の子から
シチリアのカターニャでその子の先生の知り合いのイタリア人のテノール歌手の方がマスタークラス(1週間泊まり込みでレッスンを集中的に行う)
をするから来る?と誘われ…
更新日:2016.06.25
【あなたはどんな音楽が好きですか②】~椿音楽教室~
タイプ2:ロックが好きな人。
ロックが多様化しているため、定義づけることは難しいが、不可欠な楽器はエレクトリック・ギターとドラムという点から見ると、エレクトリック・ギターのインパクトとドラムで支えられてはっきりしているリズムに惹かれる人は意…
更新日:2016.05.12
【蒙古音楽③】~椿音楽教室~
ちょうどその時地平線から太陽が昇った。生まれてはじめて見る光景である。
あまりの壮大な美しさに感動した大将は、その弦に触れたが、同時に言葉もその音に合わせてほとばしり出た。
蒙古の最初の歌がこの時に生まれたのである。 その後彼はこの馬頭琴を…
更新日:2016.05.11
【蒙古音楽①】~椿音楽教室~
羽衣伝説と蒙古音楽の誕生①
羽衣伝説はこうなっている。三保の松原の美しい風景に魅せられた天女たちが舞い降りてきた。
彼女たちは羽衣を松の枝にかけ、遊び戯れていた。その様を見ていたひとりの漁夫がその羽衣の1枚を盗む。
天に帰れなくなってし…
更新日:2016.04.04
【ヴィヴァルディのあだ名④】~椿音楽教室~
ヴィヴァルディはしばらくしてここの定期演奏会のために作曲もはじめた。
間もなくここの演奏はほかの3つのオスぺダレを抜き、ついには市の名所の一つとなった。
「四季」はその定期演奏会のために作曲されたものの1つである。1955年にフランスの音楽…