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Staff Blog

更新日:2018.03.03

【雛人形の五人囃子とは・・・】

【雛人形の五人囃子とは・・・】

皆様こんにちは♬

暖かく過ごしやすい日々が続き、春の訪れを感じますね。
そんな本日3/3はひな祭りですが、桜餅やひなあられは召し上がりましたか?

桃の節句ということで、雛人形を飾る家庭もあることでしょう。
本日は雛人形の「五人囃子」についてお話ししようと思います。

皆様は五人囃子とは何者かご存知でしょうか?

彼らは元服前の少年たちで構成された、お内裏様とお雛様の 「結婚式の祭り囃子」を演奏する楽師団なのです。

彼らは向かって左側より
「太鼓(たいこ)」
「大鼓(おおつづみ)」
「小鼓(こつづみ)」
「笛(ふえ)」
「謡い手」
と呼ばれる楽器を持ち、演奏を担当する囃子方(はやしかた)4人と、声楽を担当する謡い手(うたいて)1人に分かれて「能楽」を演奏しています。

能楽とは、日本の無形文化遺産に登録されている伝統的な音楽であり、室町時代で発祥後、江戸時代には「武家の式楽」として確立しました。
十二単を着る京都文化一色の結婚式の中、雅楽ではなく能楽を演奏する五人囃子だけが唯一江戸の文化の影響を受けていたことが伺い知れますね。

室町時代で誕生した音楽が長い歴史を経て継承され、日本の年中行事にまで関係しているというのは、なんとも感慨深いものがあります。
日本人として生まれたからには、一度はトライしてみたい音楽ジャンルの一つですね♬

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