更新日:2019.07.01
【夏と言えば…沖縄!三線について♬】

皆様こんにちは♬
椿音楽教室です。
完全に夏が到来し、夏休みの計画を企てるのが楽しい時期ですね。
夏と言えば海!海と言えば沖縄!!ということで筆者は沖縄旅行を計画中です。
今回は【沖縄三線(さんしん)】についてお話します。
沖縄楽曲でおなじみの三線は、その名の通り3本の弦を持つ日本の弦楽器です。
中国福建省で生まれた弦楽器「三弦(サンシェン)」が室町時代に琉球王国に伝わり、独自に発展を遂げて沖縄三線になりました。
それが江戸時代になり、薩摩や江戸幕府との交流にとり本土に伝わることで三味線へと変形していったと考えられます。
ところで、三線と三味線との違いはなんでしょうか?
◆材料
三線:胴・・・ニシキヘビの皮
棹・・・木製、漆塗り
三味線:胴・・・猫や犬の皮
棹・・・紅木、紫檀、花梨
胴にニシキヘビの皮を張っているのが沖縄三線の大きな特徴で、「蛇三線(じゃみせん)」ともいいます。
弦はもともと絹製ですが、現在はナイロンが主流で、水牛の角やプラスチックなどでできた爪を指先に装着して弾きます。
対して三味線は、本土で蛇の皮や黒木が入手困難だったので、猫や犬の皮で胴を作り、紅木、紫檀、花梨で棹をつくるようになり、三線とは違った音色に変わっていきました。
このように材料だけでもこのような違いがみられます。
沖縄で長い年月をかけて受け継がれてきた三線の歴史を感じさせられますね。
ギターのようにコードを鳴らすこともできますが、三線は音色そのものが魅力的なので、そのまま単音で演奏しても楽しめそうです♪
皆様も、沖縄に想いを馳せながら、三線の音色に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
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