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Staff Blog

更新日:2017.02.02

【スケッチ-打ち込みか手書きか②】~椿音楽教室~

音作りに重点を置くスタイルならではだろう。音楽系の専門学校への入学当初、曲のスケッチを手書きでやっていると言ったらレッスン担当の先生に大変驚かれた記憶がある。レッスン担当の先生自身は年配の方だったのでスケッチのみならず世代そのものが“手書き”の人物だったが、DAW普及全盛期のこの時代に手書きで曲を書き起こす学生がいることに大変驚いたようだった。逆に言えばその、当時DAWという存在をしらなかった私は「譜面に書き起こす以外に自分のアイデアをアウトプットする手段があるのか」と思った。
 DAWを触ってしばらく経ち、当教室でDTM講師となってからもスケッチの手書きとDAW打ち込み率は7:3といったところだ。そのうちしっかりと編曲まで言って手応えのある自分の“手持ち曲”まで採用されるスケッチは、今でも手書きスケッチが圧倒的に多い。自分の慣れ親しんだ作曲のスタイルからは、やっぱり簡単には離れられないようだ。みなさんも自分にあったスケッチの仕方で作曲を楽しんでもらいたい。