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Staff Blog

更新日:2016.07.25

作曲家たちのお気に入りのお酒 ~椿音楽教室~

「作曲家たちのお気に入りのお酒は?」
モーツァルトはビール党で有名。それはモーツァルトが行きつけだったビアホール「銀の蛇」の主人の証言からわかるのだといいます。主人が言うには「いつもはビールを飲むならわしのモーツァルトなのに葡萄酒を持ってくるように言うので、給仕人が彼の前に葡萄酒を運ぶと、その葡萄酒に口をつけず、お金だけおいて帰ってしまった」。のだとか。その日モーツァルトは体調が悪く、いつも飲むビールを我慢したのだそうです。

ベートーヴェンは葡萄酒を好んだのだといわれています。ビールも飲むことは飲むのですが、ただし一杯で、新聞を読むために飲んだそうです。その頃の新聞は各戸に配達されるものではなく、また普通の人間は自分で買うものでもありませんでした。とはいえ新聞だけ読んで帰るわけにもいかないのでビールを一杯注文して新聞を読んだというわけらしいのです。こういう飲み方なのでビールを味わったとはいえませんね。

シューベルトはもっぱらビールが好きだったようです。
ですがしょっちゅう飲めたわけではなく、お金があるときに3杯ほど飲んでそれからは安いプンシュ酒に切り替えていたと言います。

その後有名作曲家の中にビール党はなかなか出てこないのですが・・・
やっと登場するのがブルックナーです!
しかも大物ビール党。 彼はいつも午後10時になるとビアホールに表れてそれから10杯から13杯くらいまではぺろりと飲んでしまったのだと言います。10杯で約5リットル。
これだけ飲むので、黙って飲んでいたわけではなくたいそう酔っぱらってもいたそうで、食事をしようものなら脂ののったお肉を掴んだ手をあっちこっち動かしてしまうので「隣に座った人の服は安全ではない」というくらい泥酔していたそう・・・すごすぎ。