【私と音楽　第６話　オーボエ講師のつぶやき】　～椿音楽教室～

みなさんこんにちは。今日も続きから書きますね。
今日からはドイツ行くところからです。
ハンブルク音楽院は１０月から開始される予定だったのですが、私は少し早めに行き、個人で語学学校に通いました。日本からハンブルクまでは、学校の日本人スタッフの方が、お世話してくださり、同じ学校に入る日本人のお姉さんを紹介してくださって、同じ飛行機で行くことができました。
海外に行くことが初めてだったので心強かったです。
住居は１０月から大学生のための学生寮に入る手続きをしてて、それまでの期間は日本人スタッフの家の二階に住ませていただきました。そこにはもう一人、チェンバロを勉強しているお姉さんも一緒だったので最初の１カ月はあまりホームシックにはなりませんでした＾＾
ちなみに、日本人スタッフの方はもともとチェンバロ奏者の方で、旦那さんはチェンバロ職人で、素敵なご家族でした。家はなんとかやぶき屋根！！！！すっごくかわいくて映画に出てきそうなおうち。家からすぐそばに馬がいたり、カモがいたり、ハンブルクの都市から少し離れていて自然豊かなところでした。やっぱり行った当初はドイツの景色の美しさにびっくりしました。今では何とも思いませんけど。
ちなみにみなさんハンブルクの事何か知ってます？？少し紹介しますね。
実はあの、ドイツの作曲家三大Ｂ、ヨハネス　ブラームスの出身地なんですよ！だからハンブルクにはブラームス博物館とかもありましたね！
あとハンブルクには３つのオーケストラ、ハンブルク交響楽団(ハンブルクのムジークハレに本拠を置くオーケストラ)、北ドイツ放送交響楽団（ＮＤＲ）、ハンブルク　フィルハーモニカー(ハンブルク国立歌劇場の管弦楽団)がありました。ちなみに私がハンブルク音楽院に在学中習っていたオーボエの先生は、ハンブルクフィルハーモニカーで演奏していらっしゃった先生です。詳しい事はまた後ほど！

ハンブルクの中心地に大きな湖、アルスター湖があるんですが、昼間はカフェをしてまったりしたり、夜は夜景を見ながらお酒を飲めたり、たくさんの人が集うスポットでしたね。私のレッスンの場所が湖の近くにあるハンブルク国立歌劇場だったので、そこには頻繁に出没していました。
冬になると、湖の水が凍るんですけど、一定の厚さまで凍ると、氷の上に上ることが許可されるんですよ！

あとハンブルクは大阪と姉妹都市になってる上、横浜港とは姉妹港になっていました。
その影響からなのかは分からないのですが町の中に日本庭園があったり、桜がたくさんあったりしましたね。

続く