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Staff Blog

更新日:2016.10.09

【 私と音楽 第二話 オーボエ講師のつぶやき】 ~椿音楽教室~

~私と音楽~第二話
では、昨日の続きを書こうと思います。私の高校受験の行方でしたね。
高校二年生から、必死に必死に勉強しました。家に帰ると復習、人が変わったようでしたね。わからないものは職員室まで聞きに行く、または授業中にわかるまで質問しまくる。っていうのを続けていたらドンドン成績が伸びたんです。がしかし、3年生の模擬試験はもちろん1年生から3年生までの総復習。1年生のときまったく勉強していなかったので、そこの部分の点数が伸び悩んでいたんです。でも内申書が良かった私は、両親が指定した高校に推薦で受けることができたのです。その高校は普通科の高校なのですが、当時ものすごく合唱が強い高校で、音楽推薦というものがありそちらを受験しました。私の住んでいたところでは一応名前の通る高校で、全然自信がありませんでした。音楽推薦とはいえ、学力試験、小論文、実技試験、英語の口頭試験とすべて行います。実技試験はシューマンの3つのロマンスの二楽章を吹いたのですが緊張しすぎて自分でも何をどう吹いたのか覚えていないのですが、なんか自信がありました。っていうのも普通途中で演奏を中断させられるだろうところを、最後まで聞いてくださったんです。だから少しは私に興味があるかなってのはひそかに思っていました(笑)
でも推薦入試というのはものすごい倍率でしたので落ちるのが普通といわれていまして、試験が終わるととりあえず落ちてるし次の試験で頑張ろうと思っていたんです。
そして、担任の先生からの発表当日、担任から、沙織、どうだったと思う?と聞かれ、落ちてますよねーと答える私。すると、合格だ。おめでとう。といわれ合格証明書を渡され呆然としていたのを今でも覚えています。両親にも、もし落ちていても次があるから大丈夫、落ちているのが普通といわれていた私は、わざと家に入るときはしょんぼりして、入っていきました。するとお母さんが、次があるじゃないと慰めてくれたところに合格証明書をみせたら、泣いて喜んでましたね。
あの時は、合格の喜びよりも、やっとオーボエを本格的に習える、自分のオーボエを買ってもらえるということばかり頭にありました♪

実は前回のブログには深く書かなかったんですが、両親が音楽の道に進むことを許そうとした、ひとつのストーリーがあったんです。
それは1人の女性の助けでした。多分この女性と出会わなければ、音楽の道に進もうともおもわなかっただろうし、すぐに音楽をやめていたと思います!

では次のブログをお楽しみに!