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Staff Blog

更新日:2016.10.11

【私と音楽 第四話 オーボエ講師のつぶやき】 ~椿音楽教室~ 

こんにちは^^今日も昨日の続きを書こうと思います!
では、中学を卒業してから~
中学を卒業した私は無事に両親が条件としていた高校に入学したんです。
そこで待っていたのが、進学校のとてつもなくなく多い授業、初めての吹奏楽。。。。
授業が多いことは十分承知だったのですが、予想以上に大変でした。朝から夕方まで授業をやり、それから部活、そして家に帰れば予習の嵐。私は音楽推薦での入学だったので吹奏楽部に入ることを義務付けられていたんです。吹奏楽でオーボエを吹くのは初めてでしたし、まず、こんなにクラリネットとかサックスとかいたらオーボエ聞こえないんじゃない?って思っておりましたね。
しかもその時オーボエは余るほどいてコンクールのメンバーにはなれない感じだったので、なんで私が合格したんだろうという感じでした。
こんな忙しい毎日を送るようになった私でしたが、約束通りオーボエを買ってもらい、東京の先生にもレッスンに行かせてもらい、音大受験のための楽典のレッスンにも通わせてもらえるようになりました。
でも、自分の練習をする時間が取れなかったんです。周りには時間は作るものだとか言われましたけど、私の高校は一応進学校。皆と同じように全教科の勉強をしなければなりません。ましてや、レッスンのために学校を休む何て許可がおりない。部活中もずっと自分のやりたいエチュードなどを出来るわけでもなく。。。私自身、ひとの二倍やらないといけないような覚えのわるい子なので、まず時間がたりない!そして、東京にレッスンに行ってもぼろぼろ。
で、その頃は演奏をするという事が中学生の時に思ってたようではなかったんですね。なんか、義務みたいな?そしてあるときオーボエ楽しくないって思ってしまい音楽をあきらめようとしたんです。それまで音大に行くとしか考えてなかったので、この先何しようって感じでした。とりあえず、当時は模擬試験の志望校の欄に適当に音大以外の大学を書いてました。

そんな時、親身になって話を聞いてくれたのが、高校受験で私を採りたいと押してくださった、音楽の先生でした。その先生は私にまずオーボエ界でとても有名な宮本文明さんの本を読ませてくれたり、いろいろ将来についても相談にのって下さったんです。

で、私がなぜドイツに行こうと思ったか?とても単純すぎるのですが、
ある時、先生がルツェルン祝際管弦楽団のDVDを見せてくれて、聞いた瞬間ひどく感動したんです。そのDVDでトップオーボエを吹いていたのが世界で有名なベルリンフィルのアルブレヒトマイヤーさん。その時、私ドイツに行くときめました。

続きはまた明日~