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Staff Blog

更新日:2016.10.15

【子供の頃の音楽の思い出】 ~椿音楽教室~

こんにちは!
今回は自分と音楽との出会いについてお話したいと思います。皆さんにとっても身近な話題だと思います。最後までお読みいただけると嬉しいです。
みなさんの音楽との出会いはどの様なものですか?小さい頃、車に乗っていたときにかかっていた音楽に魅せられた人もいるでしょうし、親が音楽好きで家で常に流れていたのかもしれません。もしかしたら、大人になってから映画やドラマのワンシーンで流れたクラッシクに一瞬で恋をしてしまい、そこからどっぷりはまった人もいるかもしれません。
私の場合は、両親がアマチュアの音楽家でした。二人ともプロにはならず、普通の主婦とサラリーマンとしていきるかたわら、家に帰るとまるでエネルギーを補給しに行くかのごとく、楽器に向いました。そんな両親の弾く音楽に囲まれて育った僕は、自然に言葉を話すの同じように、音楽にのめりこんでいきました。最初に好きになった曲は、記憶の中では、「フランク作曲ヴァイオリンソナタイ長調」です。私は小さい頃とても病弱で、よく夜間の救急に連れて行かれることがありました。その夜の暗い車内の中で、車のいすのリクライニングを倒し仰向けになると、様々な色のネオンや街灯、そして人気が少なくなると月明かりが差し込んできます。その光の渦に身をゆだねながら、フランクのヴァイオリンソナタを聞くのがとても大好きでした。
その次は、やはりなんといってもバッハでしょう。グレングールドという伝説のピアニストがいますが、彼は最高のバッハ演奏者として讃えられており、文字通りの凄まじいバッハが展開されていきます。彼の録音した「バッハ作曲インヴェンションとシンフォニア」に私は魅せられ、来る日も来る日もCDをかけスピーカーのそばにくっついて離れませんでした。そのおかげというか、せいというか、実は小学校の五年生まで「スマップ」という言葉の意味が理解できませんでした笑
それからは、どんどんクラシックの王道の作曲家や有名な曲に触れて行き、現在へとつながっています。
僕が幸運だったのは、音楽との出会い、そして触れ合っていく上での過程で、とても音楽を楽しみながら関わりあえていることでしょう。小さい頃に親に叩かれながら練習した人もたくさんいると思いますが、その人たちが音楽で楽しさを見出すには、もしかしたら少しの時間を要するかもしれません。いずれにせよ、過去の自分を思い返すのは懐かしいもので楽しいですし、それによって今の自分とも向き合えると思います。みなさんはどんな出会い方でしたか?