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Staff Blog

更新日:2016.12.08

【宇宙と天体音楽】 ~椿音楽教室~

こんにちは♪

皆さんは、宇宙に興味をお持ちですか??
この世で最も謎に包まれ、そしてこれからも完全に解明されることは恐らく無いであろう宇宙という空間。僕はとても興味を憶えます♪いま観測されている宇宙の範囲は137億年ともいわれていますが、それはあくまで観測できる範囲で自分たちが存在している宇宙はまだまだこんなもんではないみたいです。
小学生の頃から、ブラックホールの生成過程を調べたり、高校、大学時代は相対性理論にも強く惹かれた僕はちょっとした宇宙オタクでした。宇宙では時間や空間が伸び縮みし、それを時空が歪むと言います。
いまなぜこんなことをお話しするかというとよくピアノを演奏していると時間や空間が伸び縮みしているような感覚に襲われるときがあるのです。もちろん、調子がすこぶる良いときだけですが笑
なので僕は宇宙や時間を結びつけて考えることがあります。
そこで今日皆さんにご紹介したいのは「天体音楽」です!
ん??てんたいおんがく??おそらく聞き馴染みのない方々が多いと思いますが、名前からも、なんともロマンチックな香りがしますね!
この「天体音楽」というのはもっと小さい太陽系という範囲での話ですが、火星や木星など、太陽系の惑星は自転や公転の関係でそれぞれ固有の周波数を持っており、その周波数が惑星どうしの間で影響し合い音を発する現象のことをさします。古代からこの話は議論されていて、様々な人が色々な空想を働かせたことでしょう。いまほど科学的な知識がない古代の人たちが空想する天体音楽。いったい彼らの頭の中ではどんな素晴らしい音楽が鳴り響いていたのでしょう。とても興味深いですね。現代では、ついにボイジャーによってその一端がとらえられ、NASAのサイト等で簡単に聴けるようになりました。
残念ながら、それは我々が普段ピアノで弾くような音楽とは似ても似つかない、雑音にも似たものでしたが、それでも惑星たちが音を奏でているということ自体、音楽家のインスピレーションのもととなりそうです♪
スクリャービンのピアノソナタ第3番の3楽章の副題には「星が歌う」と書かれています。これは、彼が頭の中で想像した天体音楽なのでしょうか。スクリャービンの神秘的な雰囲気と相まって、聞いている私たちを宇宙に誘ってくれるような音楽です。皆さんも天体が奏でる音楽を空想しながら、是非お聴きになってみてはいかがでしょうか?♪
お読みいただきありがとうございました♪