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Staff Blog

更新日:2016.09.14

【★ドイツの音大に入ってからのオーボエのレッスン★助教授編】 ~椿音楽教室~

私が通っていたザール音楽大学の私がいた学科は基本的に、2つのオーボエのレッスンがありまして、1つは教授からのオーボエのレッスン、もう1つは助教授からのオーボエのレッスンです。
教授のレッスンは毎週1回、1時間半あって基礎と曲をやるんですが、助教授のレッスンは毎週1度の1時間のレッスンです。助教授のレッスンは初めはOrchester probespiel の本を使ってオーディションのための準備をします。日本の場合は学校ではオーディションの準備のためのレッスンはしないと聞きましたが本当なのでしょうか??みなさん、自分自身でオーディションの準備をしてるのですかねえ。ドイツではレッスンの一貫として各楽器がこのレッスンを受けなければなりません。レッスンに行かないと単位ももらえませんし!ドイツ中の音楽大学にこの授業があります!あっ!学科にもよりますけど。
そしてもう一つ良い点は、各楽器のオーディションのためのレッスンの先生はどこかのオーケストラに所属している現役プレイヤーということです。現役の方だからこそ、分かる曲のあるあるを細かく教えてもらうことができます。楽譜を見ただけ、CDを聞いただけでは分からないことをしっかり教えてもらえるので、こういったドイツの音楽教育は素晴らしいと思いません?
私の助教授は現役で歌劇場で吹いているかたでしたので、オペラの曲はすごく強かったですし、歌劇場とは言え、オケのみなさんシンフォ二―コンサートで普通の曲も演奏されますし全ての曲について学べます。
あとは、コールングレ(イングリッシュホルン)、バロックオーボエも彼に習いました。バロックオーボエはすぐに挫折してしまったんですが(別にやらなくてもよかったので)、コールアングレは何度もレッスンをしていただきました。
他の楽器ですとオーディションの準備の先生は、オーディションのレッスンだけと決まってたんですけど、うちのオーボエのクラスは結構適当だったんで、助教授の先生にはオーディションの準備以外にも、アンサンブルのレッスンとか、バロックオーボエとか、ダモーレとか、普通のオーボエの曲とか、なんでも持って行っていました。

ちなみにこの先生ドイツで、トリオでアンサンブルのグループを組んでいて、この間、音楽の賞をもらっていました!もし、興味がありましたら聞いてみてくださいね~
グループ名はTrio Lezardです;)