【イタリア①】　～椿音楽教室～　

僕は２００９年〜２０１６年までシチリア、ローマ、ミラノに音楽留学をしていました。

声楽を始めた学生が憧れる国 NO 1 はやはり　イタリアだと思います（二位　ドイツ　三位　フランス）。
近年、アメリカやロンドンは声楽の教育機関が良いと言われていますが、もちろんイタリアにもたくさんいい先生はたくさんいます
やはりイタリアの歌は声楽家にとって基本、憧れない人は少なくないと思います。

イタリアはオペラの基本『ベルカント唱法』（直訳すると、美しい歌。その人の本来持持っている一番自然で美しい声で歌うこと）の発祥の地。
大学にはたくさんイタリアに留学されていた先生方がいました、
イタリア人は話しているその声が既にベルカントになっていて歌うように話すとか、日本で声がいいと言われている人より声だけなら１０倍声を持っている人だらけとか、そんな話を聞くたびに憧れがどんどん強くなっていきました。

それにもともと昔から（小学生くらいから）
僕はイタリアにはものスゴーく憧れ強かったのもあります。
元々週４回は最低食べてしまうくらい無類のパスタ好きで、
本場のカルボナーラとボンゴレスパゲティが食べてたい！！アルデンテじゃないパスタなんて信じられない！！みたいな時期がありました！！（イタリアに行く前の話です）。中学生だったときに、本格的なイタリアンに親に連れて行ってもらったことがありました、その時に注文したパルミッジャーノの大きな固まりをくりぬいて、そこにリゾットをいれてから食べるのを知った時の衝撃ときたら。。（鼻血が出そうなほどおいしかったきさえします）。
それとサッカーもしていたので、いちどでいいからセリエAを見に行くのが夢でした（特にインテル）。
長友選手が入団した時は本当に驚きました、日本人の選手が特にインテルでプレーするなんて信じられないことでした。