【魅力的な楽器クラリネット①】～椿音楽教室～

みなさん初めまして！椿音楽教室、クラリネット講師の鈴木昭天（すずきあきたか）と申します。
すっかり寒くなって街のところどころで季節の変わり目を感じる今の時期、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
僕は、クラリネット奏者にとって命みたいなリードの調子の狂いように頭を悩ましています…泣（←この話は後にしていきましょう。）

初めての書き込みなので僕自身の話も混ぜながらクラリネットの魅力について熱く語っていきたいと思います。

僕がクラリネットに出逢ったのはちょうど小学校6年生の時でした。
習い事として何人かの友だちと一緒に吹奏楽団に入ったのがきっかけです。
そして自分のやりたい楽器を選ぶとき、僕は華やかで綺麗なフルートかカッコよくて目立ちそうなトランペットがやりたいなーと密かに思っていましたが、一緒に入った友だちの内の2人が「俺は絶対トランペットやりたい」「私はフルートを今まで何回か吹いたことあるしフルートやりたい」と宣言してきて、その時まだ内気で素直な少年だった僕は「じゃー余ってるクラリネットを一回試奏してみようかな」と思い、吹いてみたらなんとなく音が出て、あっさりクラリネットに決めてしまいました。
そんなこんなで軽い気持ちで楽器を持ったのが僕のクラリネット人生の始まりでした…笑

しかしそこからというもの、クラリネットの魅力にどんどん惹き込まれていきました。

きっとそのときクラリネットを良くも悪くも選んでいなかったらその後の進学で音高や音大に進み音楽の道を選んでいなかっただろうなと思います。それほどこの楽器には深い魅力があります。

僕が最初に選ぼうとした華やかで綺麗なフルートやカッコよくて目立ちそうなトランペットには出せないクラリネットの魅力…それは『音色』の美しさにあります。

木のまろやかで深くそして甘く瑞々しい透き通った音色は数々の有名な作曲家も虜になりました。