今すぐ無料体験 電話で体験予約
Staff Blog

更新日:2016.09.28

【慣れた人でも間違えがちなクラリネットのお手入れ法②】~椿音楽教室~

ポイント①管内を掃除するスワブで接合部の水を拭かない!
慣れた人でもスワブで接合部も拭いて管内も掃除してしまう人もいますが僕はお勧めしません。理由として、楽器の接合部に溜まった水にはコルクグリスで塗った油も混ざっていて、そこをスワブで拭いて管の中も同じスワブで掃除してしまうと管の中にまでコルクグリスの油が移ってしまう可能性があり調整が狂ってしまいます。しっかりと使い分けましょう。

ポイント② 楽器の外見を拭くクロスと接合部を拭くクロスは分ける!
2枚も用意するのは面倒だなと思う方は、接合部は水をとるだけならティッシュで代用もできます。しかしティッシュのカスが楽器に入ってしまうのが怖いのといちいちお手入れの際に用意するのも面倒くさい…なので実際に僕は1枚のクロスの表面と裏面で楽器の外見を拭く側と接合部を拭く側で分けて使用しています!

ポイント③ スワブは管の中を掃除するため常に清潔に保っておく必要があるので小まめに買い替える!
薄い布だから汚くなったら洗えば良いじゃないかと思う方もいるかと思いますが洗濯する時に布の繊維が荒れて管の中を掃除するとき管内を傷付けてしまう可能性があります。
どうしても買い替えるのが難しいし面倒だなと思う方は、洗面用の桶にぬるま湯と洗濯用洗剤を数滴たらしてそこに汚くなったスワブを入れて、1時間ぐらい浸けておきます。そしたら汚れが浮いてくるので決して手荒くせず優しく取り出し、乾かして使ってください。

ポイント④ 定期的に楽器屋さんに行って調整してもらいましょう!
自分でいくら小まめにお手入れしていても楽器は自然のものを使っているので狂ってしまいます。1ヶ月に一回いくのが理想ですがなかなか難しいと思うので3ヶ月は行くようにすると良いでしょう。

①スワブで接合部は拭かない!
②接合部用と外見用にクロスは分ける!
③スワブは清潔に保つ!
④定期的に楽器屋さんでリペアをしてもらう!

以上の4点に気を付けてクラリネットを楽しんでください!!

では最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう。