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更新日:2016.06.06

【ペダルの踏み方②】~椿音楽教室~

つまりペダルとは、自分が求める音色を生み出すために必要不可欠なものなのです。なので、私はバッハなどのピアノという楽器が誕生していなかった当時の曲を弾くときも、場合によってはペダルを使用しますし、その他の作曲家の曲でも、例えば指で音を繋げられるようなパッセージであっても、音色の為にペダルを踏みます。つまり、最低限このように踏まなければならないというセオリーのようなものはあったにせよ、ペダルをどのように踏むかは、その人のイマジネーションや感性に直結する問題なのです。そして練習の中で、実際に出てくる音がそのイマジネーションを叶えているか、それを常に耳と相談しながらピアノを奏でることが、ペダリング上達のコツと言えるでしょう。わたしは、殆どの場合本能的にペダルを踏みますが、もしそのような観点からペダルにについて考えたことがないという人は、いま練習している曲を、もう一度ゆっくり弾いてみてください。そして、自分がどのようなタイミングでペダルを踏んでいるか、またそれは何故なのかを1度考えてみてください。そのように、ペダルがもたらす音色に耳を傾けているうちに、きっと新たなイマジネーションが湧き上がってくると思います。その作業こそ、ピアノを弾く醍醐味のひとつと言えるのではないでしょうか。