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更新日:2016.06.09

【4の指②】~椿音楽教室~

多くの練習曲はこの4の指を強化することに特化しています。ある程度、その作業はしなければならないかもしれません。というのも、4の指の筋肉を強化する必要があるという部分より、4の指を使っていると意識することによって、神経を行き届かせることは重要だからです。
多くの人が4の指の筋力強化に励んでいますが、いくらハノンやツェルニーに貪りついても、現実は報われません。つまり、他の指のポテンシャルも当然上がるので、指同士のアンバランスな関係はずっと続いていってしまうのです。
私たちは一体どのように、この厄介な指と向き合えば良いのでしょう。
もしかしたら、このように発想を転換することが出来るかもしれません。4の指が思い通り動きにくい指だということは、逆に言うともっとも力を抜くことが出来る指だと考えることが出来るのです。以前の記事にも、指の力を抜くことの重要性についてお話ししたと思います。つまり、馬力はないかもしれませんが、とても豊かな響きを作り出すためには、実は4の指は最も適していると言えるのです。実際、求める音色に応じてわざと4の指を使ったりします。その脱力の重要性に気づいた今では、4の指の不器用さに感謝することすらあるくらいです。みなさんも、4の指の特徴をよく実感し、それに逆らわずに演奏してみて下さい。きっと、4の指に対するイメージがガラリと変わるはずです!