更新日:2016.06.13
【好きな指揮者②】~椿音楽教室~
ここで私の好きな指揮者ナンバーワンを上げたいと思う。
その人は中学校時代のバンドの指揮を担任してくださったMr Ng(ン)である。いつも冷静で客観的にものに対応していたNg先生は今でも、私の尊敬する忘れられない指揮者である。
よくできた時は褒めてくれて、その代わりに練習せずリハーサルに出ようものなら厳しい言葉で泣きたいぐらい叱られる。
しかし私たちのことをいつも信じ、期待してくれていた。当時全国バンドコンクールに出ることになった私たちに、「練習通りにやればいい。もし何かあったら私が責任を取るから」言っていたNg先生には、私たちのことを100パーセント信じているという信頼感を感じた。
ある音楽の本には指揮者の役割についてこのように書いている。「指揮者の役割は単に物理的なことだけではない。指揮者は演奏者に対して心理的な影響をおよぼすことがある」と。指揮者は自分が指揮するオーケストラのことを大切に思うと同時に、オーケストラの演奏者も指揮者を信頼し、指揮者の指示に従う意思を示していないと音楽はなりたたない。世界的有名なベルリン・フィルハーモニー管弦楽団も指揮者カラヤンの後任の選出にあたって楽団投票の方式で常任指揮者を選ぶことになったがそういったことが理由の一つではないだろうか。また、他に印象的な指揮者といったら、ベネズエラ出身の若手天才指揮者グスターボ・ドゥダメルに決まっている。彼が指揮したドヴォルザーク「新世界より」は圧倒的な演奏で、曲に対する情熱はテレビを通じて伝えられるようで素晴らしかった。
