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更新日:2016.06.14

【好きな作曲家】~椿音楽教室~

 私はバッハのようなバロック時代の大音楽家から現代の作曲家エンニオ・モリコーネなど年代によらず様々な音楽家に魅力を感じている。そして、フルートをやっていることで、バッハやモーツァルトが作曲したフルートの曲はもとより、あまりメジャーじゃない曲に出会う機会も多い。
 その中で、最初に思い浮かべたのはフランス出身のクロード・ドビュッシーという作曲家である。ドビュッシーはモーツァルトのような固定的な構成で行う作曲技法とは対照的に、自由な和声法などを用いて風景を巧みに描写する印象主義音楽を普及させた大作曲家である。例えば、ドビュッシーの代表作交響詩「海」「夜想曲」などは海、風、波や夜のような自然風景をもとにして作曲された。また、フルート奏者なら皆知っている、フルートのソロ曲の定番、「シランクス Syrinx」という無伴奏曲がある。シランクスというタイトルの由来は、ギリシャ神話に登場するアルテミスの従者、シュリンクスの名前をフランス語読みしたものだそうだ。フルート王子と呼ばれるエマニュエル・パユも何度もこの名曲を演奏したことがある。
また、ロマン派の代表者で20世紀の現代音楽に大きく影響を与えたフランス出身のガブリエル・フォーレも私の大好きな作曲家の一人である。今まで私自身もいくつかフォーレが作曲したフルートの名曲をリサイタルで披露したことがあり、甘美さをたたえた神聖な曲だと感じている。その代表作は「ファンタジー op.79」「シシリエンヌ」である。