更新日:2016.06.20
【ABRSM・Trinity音楽試験について②】~椿音楽教室~
ここでは簡単に、それぞれの音楽検定試験について詳しく話したいと思います。グレード1から8まではアマチュアに向けの難易度が設定されており、どちらの検定試験にしても選択用の曲リスト以外、内容はそんなに大きく変わっていません。
試験内容は課題曲と、基礎的な練習曲に加えて、最後に簡単な音感テストで終了です。まずは、あらかじめ検定機構によって出版された課題曲のスコアから三つの曲を選んで演奏します。(ピアノ以外の楽器にはピアノ伴奏が必要とされています。)その後はスケール課題があり、審査員は適当に長調と短調のスケールから二つか三つを選んで受験生に演奏させます。スラーか、それともスタッカートか、審査員の指示をよく聞き取ることが大切です。その次は初見演奏、英語では「sight-reading」と呼ばれているものがあります。あらかじめ準備できないものですが40秒ぐらいの準備時間を与えられているので緊張せず強弱記号や臨時記号をよく頭でメモを取っておいてから演奏するのがコツです。最後の項目は音感テスト、英語では「oral」と呼ばれ、名前通り口頭表現の意味があります。審査員はピアノで簡単なフレーズを弾いたら、どんな強弱記号を使っていたか長調か短調かという質問を出すことになっています。ピアノの検定試験の受験生は普段の授業で先生と練習出来るのでまだましではありますが、ピアノ以外の学生は音感練習コースに参加するなりCD付きの参考書を買って自分で練習するなり、なんとく試験に対応できるようにするのが良いと思います。
