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Staff Blog

更新日:2016.06.26

【オーケストラとポップソング②】~椿音楽教室~

オーケストラの伴奏を巧妙に活用しており、ポップスが好きな人のみならず、クラシック音楽のファンにまでも好まれている歌手・作曲者といえば、イギリス出身のスティングと、アイルランド出身の女性で構成されるグループケルティック・ウーマンである。スティングは日本ではよく知られていない一方、ポリスといえば何か思いつくでしょう。もともと古典音楽の学校に通わず、しかもロックバンドの一員だったスティングは、バンドの解散後ソロアーティストと作曲家として、ジャズやクラシック音楽も大胆に起用し、ジャズミュージックやオーケストラとうまく融合したステンィグなりのサウンドを生み出した。オススメのは「Pirate’s Bride 海賊の花嫁」という一曲である。エレクトリック・ギターやドラムを一切使うことがなく、まるで映画のサウンドトラックのように、バイロンバックにオーボエやピアノはメロディーを演奏し、ジャズ風の女性歌手の歌声はスティングの特殊的なハスキーボイスと相まって、海賊と花嫁の物語、少し悲しげなシーンを描いてくれた。一方、ケルティック・ウーマンといったら、ステンィグと違って、カバーソングを歌うのが有名になっている。大規模なオーケストラを起用に加え、アイルランドならではの民族楽器バッグパイプやティンホイッスルも曲の再編成に使わている。昔聴き慣れていたポップソング、例えば「Believe」や「Sailing」などの曲のオーケストラバージョンを聞くたび新鮮感が出て、また感動的になっちゃうからだ。