更新日:2016.05.26
【シンフォニックゲーマーズ②】~椿音楽教室~
私もゲームは大好きなので、公演を今か今かと待ちわびていたのだが、演奏が始まる瞬間、そして音がなったとき、目の前のゲーム機のディスプレイで聴いていた調べがオーケストラによって生演奏される瞬間は、鳥肌ものだった。涙無しには聴けないほどの感動である。
プログラムは、世代、企業の垣根を越えた全七種類のゲームシリーズが名を連ね、各タイトルがメドレー編成で演奏される形だったのだが、編曲もまた素晴らしい。タイトルによっては始めからオーケストラを想定した楽曲も中にはあるものの、古いタイトルは8bitサウンド——いわゆる“ピコピコ”サウンドであるために、オーケストレーション(オーケストラへの編曲、楽器の音の重ね方)も一筋縄では行かないだろう。さらに、ゲーム好きはゲーム音楽に忠実な再現性を求める人種なので、ただでさえリスナーを納得させるメドレー編曲自体が大変な作業であることは間違いない。
それらの課題をみごとにクリアして、素晴らしい楽曲を披露してくれた「JAGMO」の編曲家と演奏者には感謝しか無い。足を向けて寝られないとはまさにこのこと(?)なのかもしれない。
ゲームが作られ続ける限り、私たちを駆り立てる冒険の調べは無くなることはない。そして、その調べをオーケストラで奏でる「JAGMO」は、これからも更なる活躍をするであろう。
