今すぐ無料体験 電話で体験予約
Staff Blog

更新日:2017.01.29

【譜面②】~椿音楽教室~

私たちが個人で音楽を頼むのであれば楽譜が読めなかろうと全く無問題だ。先述したように世はDTMの時代だ。感性のままに音を形に出来る。が、職業作曲家には自分の曲を誰かに演奏してもらう機会や編曲してもらう機会が必ずある。その時に自分の頭の中にある楽曲のイメージをそのままスムーズに伝えられるのが楽譜というツールなのだ。プレイヤーや歌い手には、もちろん仮の音源を渡す。だがそれだけで万全な体制が整うかと言うと、そうでもない。忙しいスタジオミュージシャンなどは一曲にかけられる練習時間がそう多くないし音源を何回も聞いて曲を覚えてもらう時間などもってのほかだ。逆に、彼らは譜面を追うプロでもあるので、楽譜が正しくかけていれば自分のイメージしている音をすぐにくれる上に録りやライブリハの進行も非常にスムーズになる。ここで譜面がごちゃごちゃしてしまうと、うまくイメージが伝わらなかったり、間違ってフレーズを覚えて来てしまったり、音源との齟齬で混乱させてしまったりする。
 奏者にはストレスなく演奏をしてもらいたいものだ。楽譜を書くスキルに、得はあっても損は絶対ない。