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Staff Blog

更新日:2017.02.03

【スケッチ-打ち込みか手書きか①】~椿音楽教室~

作曲をする際、絵描きで言うところのラフや下書きのように曲のスケッチを書くようにしている。クラシックの専門用語でいうところのコンデンスやポピュラーで言うCメロ譜制作の前段階作業なのだが、私はどうもこのスケッチを手書きで書いた時の方がいい曲を作れる場合が非常に多い。
 私が言うスケッチを具体的に言うと、俗に“歌モノ”と呼ばれる曲を作る際には、まずメロディとコード、そして仮の歌詞を作る。クラシックいやインストの曲だと尺と曲の展開を決める、といった感じだ。
 作曲をしている他のクリエイターなどに聞いてみると、このスケッチの作業を手書きでやる方より始めからDAWで打ち込んでしまう方のほうが圧倒的に多いようだ。DAWから作曲を知った者からすれば譜面とはあまり慣れ親しんでいないだろうし、特にクラブやデジタル系の曲を作っているトラックメイカーの中では“コンデンス”という概念すら存在しない方もいる。