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Staff Blog

更新日:2020.11.13

~今日の音楽豆知識 【シャ・ノワール(黒猫)】~

今日の豆知識は、“シャ・ノワール“(黒猫)についてです。

みなさんは、芸術キャバレー“シャ・ノワール”をご存知ですか?後世に名を残す多くの有名作曲家・画家が集ったというこの場所、いったいどんな風にしてスタートしたのでしょうか。

「ベル・エポック」と呼ばれ、芸術の都パリが最も華やかで成熟した時代、芸術家の拠点モンマルトルに一軒のキャバレーがオープンしました。19世紀末のことです。店の名は「シャ・ノワール」。黒猫と名付けられたこの店は、芸能・娯楽の新たなスポットとして、またたくまに人気を呼び、多くの人々が集う一大社交場となっていきます。芸術家の関心も高く、作曲家のドビュッシーやサティ、建築家のエッフェル、詩人のヴェルレーヌ、小説家のゾラ、画家のロートレックらが足繁く通い、芸術家と若者たち、刺激を求める上流階級の人々がテーブルを共にしました。

こちらはシャ・ノワールのシンボルともいえる黒猫のポスター

今日のシャンソンの父とも言えるアリスティード・ブリューアンは1883年にこの店に登場し、そして長靴に黒いマント、赤いマフラーにツバ広の帽子という独特のいでたちでこう歌ったそうです。

『シャ・ノワール』 私は幸福を捜し求める “シャ・ノワール”あたりで 月の光を浴びて モンマルトルの夜・・・
素敵な夜の空気が伝わってきますねー♪行ってみたいなあ。