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Staff Blog

更新日:2016.08.21

あるギタリストのつぶやき・・・ ~椿音楽教室~

ベースとは。

「僕(私)バンドでベース弾いてます!」
なんて自己紹介すると、
「何それ?ギターじゃないの?」
とか、
「ベースってギターより弦の数が少ないから簡単そうだよね。」

なんて言われた経験ありませんか?
必ず誰しも一度は言われたご経験があるかと思いますし、毎回のように言われるからもうウンザリ…という感じですよね。
僕自身よく言われますし、
「じゃあベースって何?」
という質問をよくされます。

…そんなこと言う人は放っておきましょう!

なんて言ってしまえば話は終わってしまいますが、今回皆さんにお伝えしたいことは、

ベースは、
「地味で、根暗で、4本しか弦がないギターのようなギターじゃないような楽器…」
ではない!
「音楽、バンドの要、その音楽の基礎、土台である、
ギターよりも音楽の主導権を握っている存在である!」
ということです!

ベースって簡単に弾けちゃいそう、別にいなくてもあんまり変わらないんじゃないか。
なんか、ライブ中下向いて弾いてるイメージで、地味な感じ…
残念ですが、楽器の性質上そんな負のイメージがどうしても付きまとってしまいます。

正直、僕自身もそう思っていました。
楽器を始めたころは、スポットライトを浴びて華麗にステージを駆け回る、ギタリストに憧れを抱きました。
最初に親に楽器をおねだりしたのもギターでした。

そんな中僕はベースという楽器の魅力にどんどんハマっていきます。
(この話はまた次回以降に…。)

さてさて!!
「百聞は一見に如かず」といいますか、
「百聞は”一聴”に如かず」とでもいいましょうか…
一度、ベースが曲そのものを支配している、このベースがないと成り立たないだろーという楽曲を何曲かご紹介いたします。

まずは、
誰しもが聴いたことがあるであろうこの曲!

The Jackson5 「I Want you Back」です。
https://youtu.be/a0l112Qy4yA

いかがでしょう?
このベースラインがなかったら…
なんて考えるとゾッとしますよね。
下手したらこんなに誰もが知る世界的な名曲にはならなかったかもしれないですね。
完全にベースが楽曲を支配している好例だと思います。
メロディーの次、いや、メロディー以上に残るフレーズですね!
もちろん、他の楽曲パートも素晴らしいですね。
もちろんこのご機嫌なベースを弾いてる方は、先日お亡くなりになりました、
クルセイダーズのウィルトン・フェルダー大先生です。
ちなみにベースラインのみの音源もYouTubeに上がっておりますので、ご興味ある方はぜひ!

この時代のモータウンのレコードは後に現代のポップスのお手本、定番になるようなベースのフレーズがたくさんあるように思います。

次回に続く…