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Staff Blog

更新日:2016.08.22

あるギタリストのつぶやき② ~椿音楽教室~

ベースとは。②

第一回に引き続きご紹介させていただきます、ベースの好演は、
The Beatles 「Come Together」です!

知らない人はいないんじゃないかっていうくらい有名なバンド、ビートルズです。
ベーシストはもちろん、ポール・マッカートニーですね。
最近、来日公演が体調不良で中止になったりと、とても心配ですが…

イントロからこのベースラインはしびれますよね!
これも曲を印象的にするベースの好演だと思います。

最後にもう一つ。
ジャズ、ファンク、フュージョン界からこの曲。
ジャムセッションの定番曲でもあります、
Herbie Hancock 「Chameleon」です!

これはもうテーマのメロディーにも勝るベースラインだと思います。
メロディーじゃなくて、このベースラインが先に頭に浮かぶ方のが多いのではないでしょいか?

ベーシストはポール・ジャクソン。
男気のあるブリブリベース。
気合いが音源からも伝わってきますね。
音の立ち上がりも早いし、なんといっても音が太い!
身体つきも人間離れしてますよね。
大分余談になりますが、
ポール・ジャクソンは親日家で有名で、奥様は日本人みたいですね。
たしか、今は日本に住まわれているような。
残念ながら、最近はハービー・ハンコックとの共演はないみたいです。

今回ご紹介した楽曲はほんの一部であり、ベースが主導権を握っていることが比較的わかりやすいものを選びました。
リフ(楽曲の中心になるフレーズ)に近いものをご紹介させていただきました。
しかし、ベースが楽曲の主導権を握っているということは今回の場合だけではありません。
ベースのかっこ良さを知っていただき、ベースという楽器に興味を持っていただく、ということを念頭にご紹介させていただきました。
ベースのフレージングの変化によるバンド全体の印象の違いについては、今後機会があればご紹介させていただけたらなと思います。

まず、ベースを知っていただく最初のステップとして、このようなベースが目立ってかっこいい曲を練習してみるのも手かなと思います。

しかし、勘違いして欲しくないのは、
あくまでベースはバンドの要、土台であり、真ん中でオラオラ弾くものではない、
ということです。
ボーカルやギターをはじめ、他のパートのメンバーを下から突き上げる感じでしょうか。

2回に渡り、ベースという楽器は何かをご紹介させていただきました。
これをご覧になって少しでもベースに興味を持っていただけたら幸いです。