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Staff Blog

更新日:2016.08.20

【アニソン好きのつぶやき】~椿音楽教室~

私は昔からアニメが大好きで、聴く音楽の九割以上がアニメソングだ。好きな歌手はほぼ全て、元をたどればアニメで主題歌を歌っていたアーティストである。とはいっても最近のアニメの主題歌は、全て英語の歌詞であったり、ゴリゴリのロックであったりして、普段アニメを見ない人にも受け入れられやすいものが増えて来ている。カラオケでアニメソングばかりを歌っていても、そこまで眉を顰められることはない。

そういうわけで、私がカラオケで歌う曲は基本アニソンなのだが、そういうとき、ちょっと悔しいなぁと思う事がある。「好きな曲」と「歌える曲」の系統が、かなり違っているのだ。

私は女性だが、友人に「歌う時の声が地声に比べてかなり低い」と言われたことがある。自分でもその自覚はあって、気が付くと歌っているのはOKAMOTO’SとかDOESとか、太くて低いボーカルの曲ばかりだ。同じ男性ボーカルでも、ラルクやシドには歯が立たない。高音より低音の方が圧倒的に出しやすいのだ。

けれど、アニメを見ていて私の耳に残るのは、高く澄んだ女性ボーカルのものが多い。オープニングでアップテンポな曲が流れれば気分が上がるし、キャラが命を落とすシーンでゆったりとした曲が流れれば、うるっときてしまう。ああ、これカラオケで歌えたら気持ちいいだろうなあ、真似したいなあ、と思う。

でも、そういう曲は大抵、サビの一番盛り上がる部分がかなり高い音になっていて、私には出せない。途中まで結構うまく歌えていたのに、サビで鶏の首を絞めたみたいなスカスカの声になる、ということがちょくちょくある。そういうときは内心かなり凹む。

最近ミュージックステーションに出て話題になった藍井エイルやLiSAは、私も大好きなアニソンシンガーだ。時々カラオケで歌ってみるけれども、まだきちんと歌いきれたことはない。ああ、今度行ったら音程下げてみようかな。どれくらい下げることになるんだろうか。

これからもどんどん「好きだけど歌えないアニソン」は増えていきそうだ。でも、歌えなくて凹むことも含めて、なんだかんだで楽しんでしまうのだろうと思う。