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Staff Blog

更新日:2016.10.27

【私と音楽 第21話 オーボエ講師のつぶやき】 ~椿音楽教室~

さあ前回の続きから書こうと思います。前回では音楽からかけ離れて、私がドイツで音楽以外でしていた事をかいたんですが、もうひとつ書き忘れていた面白いエピソードがあるんで書きますね。
あの、タンデムについてなんですけど。前に説明したようにタンデムというのは相手の母国語と自分の母国語を教えあって語学の勉強をする事です。
ですが、このタンデムの意味を知らないドイツ人もたくさんいるんです。そして実はタンデムは一般的に二人乗りの自転車という意味でつかわれます!ここからが面白いんですが、
私が音楽大学に入った後のこと。1人のドイツ人の友達Lと話していた時のことです。その時、タンデムをする人を探していたんですが(出来れば学校内でと思い)、一緒に話していた子に、
私→あのさー、日本語に興味ある? L相手→ ん?まー
私→一緒にタンデムやらない?     L相手→いいよ
そして私は、やった。タンデムできるじゃん。
で、ある共通の友達が、そういえばLが、あなたとタンデムに乗る約束したって言ってたけど本当?と言ってきたのです。へ?乗る?何を?って感じだったんですがこのときタンデムには二人乗りの自転車という意味があるとしったんですよ(笑)あの大きいテーマパークとかにあるような2人乗り自転車!!!
言葉って難しいですね!

さて音楽のほうに戻りましょう!
フォアシュピールをして他にすること、もちろん受験の課題曲の練習ですね。
ドイツの音楽大学の学部のオーボエの試験は普通は3つの時代から1曲ずつ。同じような曲はNG。分かりやすく言えば、全部ゆっくりな曲とか全部早い曲とかはNGです。
あとは学校にもよるんですが、簡単な所見演奏をしなければならないところもあったと思います。
1回目の受験の事はあまり覚えていないんですが、ハイドンのオーボエ協奏曲、シューマンの3つのロマンスを演奏したような気がします。あとはあまり覚えてないです。すいません。

その他音楽受験に必要な事。
もちろん副科ピアノ、そして楽典の筆記試験。でも1回目の受験はのとき私はこの二つをあまり準備しないで行きました。っていうのも周りの人に、副科ピアノと楽典とか本科の試験の後だし、そんなに難しくないから大丈夫~難しいのは本科だし、本科が通れば副科と筆記は大丈夫~と言われていたんで、オーボエしかやらなかったわけなんです。あっ!でももちろん少しは準備してましたけど、楽典なんて全然出来てないレベルでした。

続きはまた次回に書きます~次回もドイツの大学受験について書きますよ;)