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Staff Blog

更新日:2016.11.13

【練習用教材〜初心者の方たちのための〜】 ~椿音楽教室~

練習方法とは千差万別です。この世の中には所謂教本というもので溢れかえっていますね有名なところでは「ハノン」「ツェルニー」「ピシュナ」などがありますね。そのさらに上の段階の練習曲では「ショパン練習曲op10.25」「スクリャービン練習曲op.8」「リスト超絶技巧練習曲」「モシュコフスキー練習曲」「シューマン交響的練習曲」などでしょうか。初心者の方々は、この膨大な曲たちの前に立ちはだかった時、きっと何から手をつけて良いのか混乱すると思います。そして、早い段階から自分のレベルに合わない練習曲を選び、それを根気よく練習することで、けんしょう炎への路を真っしぐらにすすむわけです。そのような真面目に音楽を勉強したい純粋な気持ち一心で努力した結果がけんしょう炎とはあまりにも悲しすぎます。今回は初心者でピアノを始められたばかりの方々が、練習のときに迷わないように、練習の方法を少しだけ記したいと思っています。もし、このブログを読んでくださり少しでもお役に立てたら、とてもうれしいです。
まず初心者の方が練習する時に必ず私が言うこと、それは「ハノンは絶対に弾いてはいけない!」ということです。意外に思われるかもしれませんが、ハノンは指や筋肉を硬直させ、力が入った状態に自分を慣れさせてしまうことに他ならないからです。もちろん、良い面もあるでしょうが、初心者の方がピアノを始める上では、デメリットの方が大きいと考えています。
では、どの教材で学ぶのが良いのか。。僕がオススメするのは「バーナムピアノテクニック」です!!この教材は、ハノンやツェルニーに比べると音は格段に少ないですし、1つ当たりの曲の時間数も4分の1以下です。その代わり、この教材には、力を抜いて演奏することの大切さ、つまり「脱力」がいかに重要なのかについて十分学べる体系的教則本となっています。そう、ピアノを弾く上で最も大事なことそれは「脱力」なのです。将来、今初心者の方がショパンのエチュードに取り掛かろうとした時、もし始めた頃から脱力についてしっかり学んでいないと、おそらく彼の、どんな言葉を使ってもそれが陳腐に聞こえるくらい美しい曲の数々のたった1曲でさえ、弾くことは叶わないでしょう。ショパン以外でもそうです。脱力をしないまま、思い通りの演奏をすることなどどんな曲でも不可能です。それくらい脱力って大事なものなのです。その1番大事なもののエキスがふんだんに注がれたバーナムという教則本。興味ある方は是非つかってみてください。お読みいただきありがとうございました!