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Staff Blog

更新日:2016.11.13

【練習とは】 ~椿音楽教室~

このブログを読んでくださった方々は、きっと音楽好きばかりでしょう。今から始めようとしている人、始めようか迷っている人、もうすでに楽器をきめて毎日楽しんで演奏している人など、様々な人たちがこのページにたどり着いていると思います。そんな、楽器を愛し音楽を愛する人達に常につきまとうもの。それは『練習』です。
練習ほど楽しいものはありません。なぜなら自分の愛する音楽を奏でるスキルが上がるのをどんどん実感することが出来るからです。
けれど反対に、練習ほど辛いものはありません。なぜなら、1番自分にとって楽しく、大好きなものに真正面から向き合い、そして正直にならなければ意味がないからです。もし、悪いところがあればそれを素直に認めなければいけないのです。
練習は弾き手だけがするものではありません。実は聴き手も練習をしているのです。なぜ、クラシックというジャンルが、世界の人口のたった1パーセントなやしか聴かれていないのか。あんな素晴らしい曲の数々がここまで受け入れられていない現実は悲しいですが、理由は簡単です。
「難しい」からです。素晴らしいクラシック音楽の前には、実は目に見えない、透明なフィルターのようなものが立ちはだかっているのです。それを、突破して本当の意味でクラシック音楽を理解しようとするために必要なのは、知性と感性、クラシックを理解しようという情熱、そしてなんといっても実際にたくさんの演奏会に足を運んで、クラシックに親しむ練習です。それが聴き手にとっての練習なのです。
しかし私たちは、少なくともここに通ってらっしゃる生徒さんたちも含めて楽器を演奏する立場にいるので、聴いているだけではなかなか上手くなりませんね笑 
やはり、演奏することのなかで練習をしていくことが必要になってきます。私はピアノ講師なので、ピアノのことしかわかりませんが、それだけでも世の中には教本というもので溢れかえっています。「ハノン」「ツェルニー」「モシュコフスキーの練習曲」「ショパン練習曲」「スクリャービン練習曲」。練習曲(いわゆるエチュード)と言われるものでパッと思いついただけでも、これだけの数があります。一体私たちは、どれから練習すれば良いのでしょう。詳しくは、また次回書かせていただきますが、練習という概念そのもよをわかっていただけたらなと思い、今回はこのような内容で書かせていただきました。
お読みくださりありがとうございました!