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Staff Blog

更新日:2016.11.25

【子供から音楽に親しむメリット】 ~椿音楽教室~

こんにちは!
今回は子供のころから音楽に親しむことの効能について考えたいと思います。お読みいただければ嬉しいです!
今、日本や世界で活躍しているクラシック演奏家は沢山いますが、彼らは何歳から音楽にかかわり始めたのでしょうか。大人になってから初めて演奏家になった人はいるのでしょうか。
おそらく多くの演奏家は5歳程度から楽器を習い始めています。ピアニストの場合は5歳程度、ヴァイオリニストにもなると3歳から始めている人たちも少なくありません。やはり大人から初めてプロになれる可能性は極端に低いようです。
子供のころから始めることで、発育上有意義な点はとてもたくさんあります。ピアノという楽器で話をさせていただきますが、まず両手が違うことを同時に行うということは脳の発達に大変役立ちます。これは、医学的にも証明されていることで、あるデータではピアノをやっている子供と、ほかの習い事をやっている子供のIQを計ったところ5から10ほどの差が出たといわれているほどです。ピアノは、弾けるようになるまでの過程が、とても応用力を擁するもので、とても頭を使わなければなりません。まず一つに楽譜を読むということ。これは読める人にとっては当たり前のことをしているつもりですが、実はとても高度な情報処理をしているのです。特にピアノやオーケストラのスコアになると、楽譜の段が複数になってきますから、広い視野で見たものを一つの情報として瞬時に把握し理解する能力が必要になってきます。二つ目は先ほども申し上げたように、左右の手が違うことをしながら同時に動かさなければいけないということです。指の運動と脳の活性化の関連性はもう周知の事実ですから、あまり説明はいらないと思います。
そして、音楽をやるうえで最も育まれる最大の長所。それは「情緒」です。クラシック音楽というものは長い歴史を超えて語り継がれています。もしその音楽の中の感性に少しもの嘘があるだけで、きっとその作品は歴史の波に飲み込まれていったでしょう。逆説的に言えば、今残っているクラシック音楽のなかに含まれている情緒は最高に純度の高いものだといえます。そんな音楽に子供のころから関わっていて、悪いはずがありません。楽譜という情報を処理しながら、左右の手で違う運動をし、そしてそのなかで最高の情緒のシャワーを浴びる。これが子供の発育にいい影響を与えることは間違いないでしょう。
お読みくださりありがとうございました!