【音楽家に必要なもの】　～椿音楽教室～

皆さんこんにちは！！今回は音楽家に必要なものについて考えたことをかいていこうと思います！最後までお読みいただけると嬉しいです！
音楽を職業として生きていく人のことを音楽家と言います。一言で、音楽家といっても、ピアニスト、ヴァイオリニストやチェリストのみならず、音楽評論家までを含めた音楽に携わって生きていくひとのこと全般を言うのでしょう。、その音楽家に必要なものとは一体なんでしょうか。歴史上の素晴らしい天才たちが遺した曲に向き合うために、いったい何が大切なのでしょうか。
１つには、当然音楽的な才能です。これは、どの分野でも当たり前のことですね。やはり、音楽的なセンスやそれを実現する運動能力などがなければ、いくら音楽が好きでもなかなか音楽家としてはやっていけないのではないでしょうか。
そうです。才能が重要なのですが、その才能の定義について私たちは考える必要があるのではないでしょうか。よく、「私は音楽が好きだけど、才能がないからダメなんだ」などといって、放棄してしまう人が大勢います。そんな人たちを見て、私はとても悲しい気持ちになります。と、同時にやはり音楽家に必要な才能の中でもっとも重要な位置を占めるもの、それは「忍耐」なのだと痛感します。どんな、センスを持った天才でも、練習をしなければ絶対に上手くなれません。そして、その練習はし続けなければならないことです。
練習というものは、ときに辛いものになりえます。なぜなら、自分の欠点に素直に対峙しなければならないのですから。音楽は、とても楽しいものです。そして、その音楽が大好きで生きてきた人ほど、そのような辛い思いを音楽を通して味わうことはなかなかしんどいものです。なぜなら、もしかしたらその辛い過程で、いままで大好きだった音楽に対するアンテナが鈍ってしまうかもしれない恐怖に駆られるからです。そして、音楽を失いたくないという一心で、練習をしなくなるという、一見矛盾した現象が起きてしまうのです。しかし、やはり音楽家として生きていく以上、常に努力し続けなければなりません。やはり、音楽家にとって最も大事な才能の１つは「忍耐」なのではないかと、やはり改めて思います。私も含めて、音楽家を目指す人はこの壁を乗り越えなければなりません。しんどい思いをしている人は沢山いると思います。しかし、努力し続けることが音楽を愛し続けることなんだということを、自戒の意味もこめて書かせていただきました。