【音楽は垣根を越えて】　～椿音楽教室～

こんにちは♪

私は5歳からピアノを始めました。６歳の頃バッハの音楽に出会い、グレングールドの演奏を聴いて衝撃を受け、ピアノの魅力、クラシック音楽の魅力に取り憑かれていきました。あれは、小学校6年生のときでしょうか。モーツァルトのレクイエムを初めて聴いて、それがオーケストラの門を叩くきっかけになりました。その時指揮をしていたのが、あの伝説の指揮者、セルジュ・チェリビダッケです。彼は極端に遅いテンポを好み、オーケストラの各楽器の音量や音程に神経質な程こだわり、異端という言葉が生ぬるく聞こえるくらい衝撃的な演奏を繰り広げました。かれの紡ぐオーケストラの音色は、一度聞くと文字どおり病みつきになり、他の指揮者の録音を聴こうとしても拒否反応が起こってしまうくらい、完成されたダイナミクスと色彩感を併せ持った指揮者でした。
ピアニストでは、グールドの後傾倒したのは、ウラディミール・ホロヴィッツです。かれは、20世紀で最も、スターとしてクラシックの楽壇に燦然と輝き続けたピアニストで恐らく、その名を知らない人はめったにいないことでしょう。かれの出す、摩訶不思議な響き、強烈なリズム感、鳥肌が立つぐらいの、悪魔が乗り移ったかのような超絶技巧、天使が囁くような繊細で壊れそうな、しかし温かいピアニッシモ。。。当然僕は魅了されました。
つらつらと自分のいままでの音楽体験をほんの一部だけお書きしましたが、なぜこれらを書いたかというと、実は全く違う一面の音楽的な自分をすこし紹介させていただきたく、あえてクラシックのみの体験を書かせていただいたのです！そう、大体の人が察しがついたと思いますが、、実は僕はロック少年でもあったのです！！中学の頃はドラムの練習にあけくれ、X JAPANやメタリカなど洋邦問わずロックバンドを聴きあさりました！！その頃はある意味では私の青春の１つと言っても良いでしょう。特にX JAPANの影響は自分にとっては絶大で、今でも自分を奮い立たせたい時や落ち込んでる時によく聴きます！余談ですが、ドラムはちゃんとツインペダルで叩けるんですよ笑
そう、結局なにがいいたかったかというと・・・・題名その通りです笑
良いものは人の心を掴むということです。教室にはいろんな方々がいらっしゃると思います。もちろん、クラシックを習いたい人、ジャズを弾けるようになりたい人、ロックバンドのクオリティーを上げたくて技術を磨きに来ている人。。お互いの人たちがお互いのジャンルや曲に対してもっと興味を持てたら、この音楽の世界、もっと楽しくなるんじゃないでしょうか！このようなことがやろうと思えばできることは、大きな教室の強みの１つだと思います！
良い音楽は垣根を越える。みなさんも、たまに自分と間反対のジャンルの音楽を聴いてみたらいかがでしょうか？？きっと新しい世界が広がると思いますよ^ ^