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Staff Blog

更新日:2016.12.10

【『フレンチ奏法』について♪】 ~椿音楽教室~

こんにちは♪
前回は、ドイツで生まれた『ドイツ奏法』について皆さんと一緒に見ていきましたが、今回はフランスで生まれた『フレンチ奏法』です!
なんだか、名前だけ聞いてもおしゃれな感じがしますね笑
フランスといえば、ショパンが滞在した街としても有名ですね。ドビュッシー、ラヴェル、サティーなど、他の国とは少し違う、不思議な響きを持っていますね。その響きに適う奏法が作られていくのは自然なことです。
フランスで有名なピアニストといえば、アルフレッド・コルトーでしょう。かれの独特の音色とルバートは、聴き手に一種の陶酔感をもたらします。かれはマスタークラスも開いていて、その貴重な映像はいまもネット上で閲覧することができますが、本当に素晴らしいです。もう1人あげるとすれば、サンソン・フランソワです。彼のピアノは本当に謎めいています。それは言葉では説明しようがないでしょう。それに負けず劣らず、彼は変人で大のアルコール好きだったようです。録音中でも知らず知らずのうちに飲んでしまい、気付いたらピアノの上にワイングラスが塔のように並んでいたと言います笑
そんな謎めいたフランスのピアニズム。皆さんは興味ありませんか??
特徴:①香り立つようなモダンな音色。ドイツ奏法に比べて、かなり軽い音色。
②指はドイツ奏法ほど高くは上げない分、筋肉の負担は軽減される。
日本でドイツ奏法の次に多く取り入れられているのが、このフレンチ奏法です♪
属するピアニスト:アルフレッド・コルトー、サンソン・フランソワ、パスカル・ロジェ、シプリアン・カツァリス、エレーヌ・グリモー、エリック・ルサージュ、ジャン=イヴ・ティボーデ、リーズ・ドゥ・ラ・サール、エリック・ハイドシェック、ミッシェル・ベロフ、フィリップ・アントルモン、フィリップ・ジュジアーノ、パスカル・ドゥヴァイヨン、ジャック・ルヴィエ、クレール=マリ・ルゲ、フランク・ブラレイ、アレクサンドル・タロー
どうでしょうか??この中に皆さんが好きなピアニストはいたでしょうか♪
フランス音楽、とくにドビュッシー、ラヴェル、フォーレが好きな人は、この中からCDをセレクトしてもいいかもしれませんね♪魅惑的なフランス音楽を是非楽しんでください!
さぁ!次回はピアノ王国ロシアの『ロシア奏法』です!
お読みくださりありがとうございました♪