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Staff Blog

更新日:2016.12.11

【あなたが好きなピアニストはどこ??】 ~椿音楽教室~

こんにちは♪

さてさて、私達が普段何気なく聴いているピアニスト。1人1人全然音色が違いますよね♪深く重厚な音、軽く宙に浮いていくような音、透明でリリカルな輝かしい音などなど…考えてみると皆さんそれぞれが好きなピアニスト達の音の傾向って似てたりしませんか??

それもそのはず!ピアニストと一概に言っても、様々な国の伝統、そこで培われた流派、生きていた時代、いろんなことの影響の上で生きていたのです。
たとえば、「あの先生の生徒の演奏って、聴いただけでわかるよね!」なんて会話は音大の中やピアニスト同士でよくされるものです。実は、有名なピアニスト達にも、そういう影響って必ずあるものなのです!それを知った上で演奏を聴くと、また違った楽しみが見つかるかもしれませんよ。
また、ピアノという楽器は、他の楽器の中でも1番簡単に音が出るといっても良いでしょう。猫が踏んじゃうだけでも音が出ますから笑しかし、では誰でも出せるピアノという楽器の音が、あれだけ人によって違うのは何故なのでしょう??ホールに入っている楽器が違うからでしょうか。いや、たとえ同じピアノであっても弾く人によって出す音は多種多様、十人十色です。では楽器のせいとは一概にはいえない。。とても興味深いですね。
先程言ったようにピアノは簡単に音が出ます。例えば、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器、オーボエやトランペットなどの管楽器は音が出るまでに沢山の労力を使います。来る日も来る日も、まずは音を出すために時間を費やすのです。とても根気がいる作業ですが、実はその分彼らには自分たちの音をよく聴く習慣が身についているのです。もっといってしまうと、ピアノの音は簡単にでてしまうので、実は音をよく聴く訓練そのものがじつはないがしろにされがちだともいえます。そのピアノの音色の些細な違いを見つけることは容易ではありませんが、それこそがピアノを弾く醍醐味の1つと言えるでしょう。そして、その理想の音を出す為の技術を、体系的にまとめたのが『ピアニズム』です。
ピアニズムは、大きく分けると『ドイツ奏法』『フレンチ奏法』『ロシア奏法』たったこの三種類なのです!
さて、皆さんの好きなピアニストはどこに属しているでしょうか♪
それが分かれば、皆さんが目指すそれぞれの美しいピアノの音色を出す近道になるかもしれませんよ(*^_^*)
また、次回詳しく書かせていただきます!お読みいただきありがとうございました♪