【ジャズピアニスト】　～椿音楽教室～

こんにちは！
今回はジャズピアニストについて書いていきたいと思います。私は普段クラシックの記事しか書かないのですが、ちょっと気分を変えてというスタンスです笑 最後までお読みいただけると嬉しいです！！
みなさんはジャズピアニストというと誰を思い浮かべるでしょうか。私が聴いた中で印象に残っているのは、オスカー・ピーターソン、アート・テイタム、ビル・エバンス、ハービー・ハンコック、キース・ジャレット、チック・コリアなどでしょうか。日本人で有名なジャズピアニストでは、上原ひろみ、山中千尋、小曽根真、山下洋輔などでしょうか。
私は子どもの頃ジャズには全く興味がありませんでした。もっといえば、あのなんとも言えないオシャレな和音が、子どもの頃の自分には気取った感じに聞こえて気持ち悪く、あまり受け付けませんでした。
しかし、中学生の頃でしょうか。CDショップにクラシックのレコードを買いに行った時、偶然モニターに流れていたジャズピアノの演奏を見て、衝撃を受けました。正直申し上げますと、その頃の私はクラシック音楽というジャンルに絶対的な誇りを持っており、他の音楽を頭ごなしに否定していました。ちょうどど思春期の頃なので、許してください笑。つまり、クラシックピアニストとは、ピアノを演奏する存在として圧倒的で、他のピアノ弾き、例えばジャズピアニストは、下手なんだろうと思っていたのです！！今その当時の自分にあったら５時間くらい説教しますが、でもその頃は実際そうだったのです！
しかし、そのモニターに映し出され流れてくる演奏と言ったら。。圧倒的な技巧と華麗な指さばき、繊細な色とりどりの音色、そしてウィットに富んだ表現力。。。私は自分の無知を恥じました。そして、それから、ジャズにも、どんどん興味が湧いていったのです！
まず、最初に聴き始めたのはジャズピアノ界の王道といってもいいでしょう！オスカーピーターソンです！かれの、小気味のいいリズム感と、水がポタポタとたれ落ちるような音色に、とても魅了されました。また、彼に限らずジャズピア二ストの多くは即興の中にクラシックのメロディを取り入れたりしていて、とても親しみやすく聴くことができました。もう、ひとり夢中になったピアニストはアート・テイタムです！かれは、盲目のピアニストでしたが、そんなハンデは物ともせず繰り広げられる超絶技巧に圧倒されたのを覚えています。かれは、クラシック界のピアニストたちにも大きな影響を与え、お忍びではヴァルター・ギーゼキングやウラディミール・ホロヴィッツなどが演奏を聴きに行っていたそうです！
まだまだ知らないジャズの世界観、これからもっとその奥深い世界を覗いていきたいです！