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Staff Blog

更新日:2016.10.04

【スタインウェイという楽器】 ~椿音楽教室~

みなさん、こんにちは!!今回は世界的なピアノメーカーであるスタインウェイアンドサンズ社が作るピアノ、スタインウェイについてお話ししたいと思います。最後までお読みいただけると嬉しいです!

みなさんがピアノと思い浮かべて想像する楽器ははたして何でしょう。もしあなたがピアノをあまり弾いたことがないという人であれば、1番想像しやすいのは音楽室のピアノですね。もしかしたら、コンサートの映像をテレビで見て、その時に映っていたピアノを思い浮かべるかもしれません。あるいは、友達の家に行った時に、物置代わりに使われていた縦長のピアノかもしれません。
それらのピアノ、じつは物によって全く違うことをご存知でしょうか。実は、ピアノを作っている会社は1つではないのです。その中でもスタインウェイアンドサンズ社が作るピアノ、「スタインウェイ」はピアノ界の頂点に君臨しています。世界のコンサートホールの9割以上がこのスタインウェイを使っているというのです。一体なぜなのでしょう。
まず、世界には沢山のピアノがあるということを認識しなければなりません。ヤマハ、カワイ、ベーゼンドルファー、ファツィオリ、ベヒシュタイン、ボストン、ディアパソン、プレイエルなど、世の中にはスタインウェイ以外にもたくさんのピアノメーカーと豊富な種類のピアノがあります。
そのなかで、スタインウェイと他のピアノを分けるもの。それは、圧倒的な倍音量です。倍音が多ければ多いほど、音色の多様性は増し、響きは遠くへ飛び、ピアノにとっていいことづくしなんです!その倍音量を実現している要因には、スタインウェイの徹底した品質管理と、ピアノ枠を作る木材選び、そして、様々な特許が挙げられます。スタインウェイアンドサンズ社が持つ特許は膨大な数に及びます。それらの技術をふんだんに取り入れた結果、今日のピアノ王国ができる運びとなったわけです。しかし、特許というのは永久に持てるわけではありません。いつか、公開され他のピアノ会社はこぞって取り入れることでしょう。そのとき、ピアノ界がどのように劇的に変わっていくのか、興味は尽きません。スタインウェイはホロヴィッツやルービンシュタインら世界最高のピアニストを筆頭に多くのピアニストに愛されています。しかし、いい楽器ほど弾くのが難しいのは当たり前のこと。いつか、そのような素晴らしい演奏技術に少しでも近づき、スタインウェイに愛されたいものです。