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Staff Blog

更新日:2016.09.08

【~ドイツのオーケストラオーディション~応募後】 ~椿音楽教室~

さあ今回はドイツでオーケストラのオーディションの招待状を手に入れた後、どういう流れなのか~?を紹介したいと思います!
まず、オーケストラから招待状を手に入れたらそこに日程、課題曲等が書いてあるのでその曲を準備していく!ドイツのオーディションの課題曲はほとんどのオーケストラ、同じです。あっ!私が言っているのはすべてオーボエの事なんで。。すいません。他の楽器は分かりません。

ちなみに普通は一次、二次、三次試験ぐらいまであって三次が最終って感じではないでしょうか!
オーケストラによってなんですがカーテン審査の場合もあります。みなさんカーテン審査って分かりますよね?カーテン審査というのは、カーテンの後ろで吹いて、審査員は誰が吹いているのか分からない審査の仕方ですよ!!でもこのほうがエコヒイキもないですし良いと思いません?
こんな感じでオーディションが行われます;)

ドイツのオーケストラのオーディション、オーディションの数は日本より圧倒的に多いですが、昔に比べて外国人がオーケストラの席をとるのは本当に難しいです。
音楽大学で私のオーボエのクラスにはたくさんの外国人生徒がいました。
クラスにはドイツ人、韓国人、中国人、台湾人、ウクライナ人、ブラジル人、イタリア人、そして私。
で、その中でもとてもオーボエが上手だったのが、中国人のW君とウクライナ人のM君!本当にうまかったんですが2人ともオーケストラの席をとることができませんでした。
いつも最終審査までいくのに最後で切られてしまう。
そこで先生が言っていたこと、外国人でドイツのオーケストラに入りたいなら、ドイツ人の何倍も上手くなければならない。もし最終審査でドイツ人と外国人が同じレベルだった場合、ドイツ人をとるにきまっている。考えてみたら当たり前ですよね~あと、アジア人は他の外人に比べてもっと難しいと言ってました。。しかーし、中国人のW君、6年越しにドイツのオーケストラの正式団員になることができたんです!!あきらめずに頑張った!!!!!!
先ほど紹介したウクライナ人のM君、彼の場合は年齢が30歳を過ぎていて招待状をなかなかもらうことができなかったんですよ。。それで彼は今もフリーで頑張っています。

オーディションを受けまくっている人が言うこと。
1つのオーディションが駄目だッたからとめげていてはいけない。落ちるのがあたりまえ!
さあ頑張ろう!