今すぐ無料体験 電話で体験予約
Staff Blog

更新日:2016.09.12

【★ドイツの大学に入ってからのオーボエのレッスン★教授編】 ~椿音楽教室~

★ドイツの大学に入ってからのオーボエのレッスン★教授編
大学に入るとどんな勉強から始めるの~?をテーマに書きたいと思います。でも大学によって、そして先生によって異なるので参考程度に!これはあくまで私が在籍していた大学での、私のクラスの事です!まず私の場合は、あまり基礎がしっかりしていなかったので、ものすごく簡単な基礎の本からスタートしました。基本的に私のクラスに学部から入る人は全員その本からスタートです。そしてだんだんと難易度をあげたエチュードの本を使用するようになります。多分、日本の大学の人はもっと難しいものを使っていたと思います。
私の先生はものすごく基礎を重点的に教えて育ててくれる人だったので、基礎がしっかりしていない私にとってはぴったりでした。先生のレッスンでの決まりがあるのですが、レッスンで先生にエチュードを聴かせるときは15分ぐらいで終わらせる。まあサクッと終わらせる。サクッと終わらせられるぐらいちゃんと練習してくる!間違えたらもう一度初めから。そして、私たちのクラスは4セメスターまでレッスンで普通の音階、3度で上がる音階、スタッカート、ダブルタンギングを毎回、レッスン中に吹かなければならないんですが、これが結構きついんです。テンポ指定、もちろん速い、調の指定、もちろん毎週違う。これもサクッと出来ないと、怒られます。だから、普通の曲の練習よりも基礎の練習が必死なんです。でも、基礎ができれば曲も簡単に吹きこなす事が出来るんですよね~
4セメスターの中間試験ではこの音階等も課題として出されます。。4セメスター後は、その音階等プラス、Orchester probespielの本から、先生が選曲して吹かせられます。結構シビア!笑
多分、日本ほどではないんでしょうけど。レッスン中は怖いんですけど、基本的にレッスン以外はすごく優しいおじいちゃん;)
ということで、皆、1時間半の教授レッスンがあるんですが最初は基礎、でそれが終わると曲って感じで進めていました。私たちの先生はすでにプレーヤーを引退して、時間があったんで、レッスンが伸びることが当たり前でしたね。4時間とか、ざらにありますから(笑)

あと毎セメスター、始まりと終わりに一回ずつ、オーボエのクラスのコンサートが学校のコンサートホールで開催されてそこで皆、何かを吹かなければならないんですよ!中間試験とか卒業試験がある場合はこのコンサートでプログラムを全部演奏したり。
学部の4年間の教授のオーボエのレッスンはこんな感じでしたねー。