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Staff Blog

更新日:2016.09.16

【★ドイツのフリーの音楽家の人達はどうやって生計を立てているのか??★】 ~椿音楽教室~

★ドイツのフリーの音楽家の人達はどうやって生計を立てているのか??★
さて今回のテーマは、ドイツに住むフリーの音楽家がどうやって生計をたてているのかー???
私が知っていることを書きますので参考程度に~!
私の周りにいた、フリーで活動していたM君。彼はもともとオーボエを勉強していたんですがなかなかオーケストラに入ることができませんでした。彼の場合は年齢がかなり上だったというのが原因だったと思います。そして、彼がしていたこと、まず子供、大人に限らずオーボエのレッスン、そしてリコーダーのレッスン、そして!!!ルクセンブルクでサックスのレッスン!!!!
え?ルクセンブルク?って思ってません?
私たちが住んでいたザールブリュッケンはルクセンブルクまでそんなに遠くないんですよ。
良く言われるんですけどルクセンブルクはドイツではありません。1つのルクセンブルクという小さい国です!!!!(笑)で、M君は週1度のペースでルクセンブルクの音楽学校に教えに行っていました。何人か私の他の友達にもそういう人がいたんですが、皆いうこと!それは、ルクセンブルクって物価が高いからお給料がいいんだよねー!って。
あとM君はトラのお仕事に乗ったり、サックスでコンサートをしたりもしていました。ちなみにドイツ、結構クリスマスシーズンになると単発のお仕事きます。これも、つてがあってこそ、まわってくるんですが、音大に在籍しているとそこの町のプロオケのかたと知り合いになるんで、そういったつてで仕事がくるんですよね~しかもギャラが結構高い。クリスマスに1回合わせで本番10分ぐらいの仕事で日本円で1万7000円ぐらいもらいました。アンサンブルの時もそんな感じでしたね~学生には嬉しい!

あとオーボエのS君、彼は1つジャズのグループを音大生で組んでいて、それで生計を立てていました。
彼はそのグループで、オーボエとコールアングレ(イングリッシュホルン)を主に演奏していました。そしてなんといっても、彼の強みはインプロビゼーションが出来る事だと思います。
インプロビゼーションって、その場で即興することなんですけど、それがものすごく上手かった!!!あとは彼も単発の仕事で頑張ってましたね~

もちろんクラシックの方でオーボエだけでフリーで生計を立てている人も何人かいましたよ。多分、音楽を仕事としてフリーでやるには日本よりもやりやすい環境なのかもしれません。でも、ドイツに行っても重要なのはコネクションですね。