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Staff Blog

更新日:2020.12.14

【あの天才モーツァルトも愛した楽器②】

他にも、ドイツ三大Bのうちの1人ブラームスは晩年にいたり作曲意欲を失い、作曲活動を中断していました。そんなブラームスは死のうとまで考えていたと言われています。そんな中リヒャルト・ミュールフェルトというクラリネット奏者の演奏に深く感銘とインスピレーションを受けまた作曲意欲を取り戻しクラリネットのための名作をいくつかこの世に残しました。
そしてその中のクラリネットとピアノのためのソナタ Op.120 No.2はブラームスのソナタ作品の中で最後に作曲されたと言われています。
僕はこの曲からはブラームスの内に秘めた何かしらに対する深い愛情を感じさせると思います。死のうとまで考えていたブラームスからは想像も出来ないほどの愛と希望そしてひしひしと感じる胸の奥の深い傷…死ぬ前のブラームスが何を感じて何を伝えようとしたのか、是非この曲も聴いてみてください。

このように偉大な作曲家が手がけた名作の影には偉大な名手の存在があったというわけですね。
僕も色んな人にインスピレーションを与えられるクラリネット奏者になりたいものです。

それでは今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。また次回もお会いしましょう。