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Staff Blog

更新日:2016.08.31

【うまく弾けないところの処方箋】~椿音楽教室~

こんにちは!今回はどうしてもうまく弾けないところをどのようにして克服すれば良いか、皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。最後までお読みいただけると嬉しいです!
どの楽器に限らず、ある曲の中でここだけはどうしても難しい!!という部分が皆さんお有りなのではないでしょうか。どんな曲を弾いても全くそんなことを感じたことがないという方は是非読み飛ばしてください!笑
しかし、その人のレベルに応じて、必ずその様な部分に出くわします。そして、どうやって克服したらいいかを解明できず、うやむやにして次に進んでしまった経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回はその様な場面に出くわした時の対処法を幾つか書いていきたいと思います。
まず、なぜそのような部分が上手くいかないのか。それをセンスや才能のせいにせず、必ず原因があるということを信じることが大事です。そうでないと練習なんてやってられません笑。
まず、最初に試すべきことは、ゆっくり弾くことだと思います。なぜかというと、弾けてない部分の大半は、自分自身何を弾いているのかなんとなくは掴んでいても、本当の意味で認識できていないことが非常に多いからです。まず、ゆっくり弾き、自分が何を弾いているのか把握すること。そのことで、自分にとって何が難しいのかがはっきりと見えてきます。さらにいうと、なんとなく印象として難しいと思っていた箇所も、どこが難しく、さらにどこが簡単かが認識できるようになります。難しいと思っている箇所の中にも案外簡単な部分も多く隠れているものです。まず、その簡単な部分を取り去り、本当に難解な個所を明確にしましょう。
その次は、その難しい部分を上手く弾く為の正しい練習方法を見つけることです。たとえば、4の指と5の指の引き分けが難しいのならその練習曲を、重音が難しいのなら、脱力出来ているかどうかなど。本当に難しい箇所だけを正しい練習方法で取り組むことが上達への近道になるのではないでしょうか。しかし、自分ではどのように練習すれば良いかわからないことがあります。そのような場合は先生に質問してください。きっと、最適な答えを返してくれると思います。この世に簡単に上達する魔法の練習方法はありません。まず、自分が何が苦手なのかを、はっきりと認識すること。向き合うのはなかなか辛いことですが、このことが演奏の質を向上させる大きな力になるといえるでしょう。