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Staff Blog

更新日:2016.05.18

【好きなバリトン歌手 レオヌッチについて】~椿音楽教室~

こんにちは、今回は私の好きなイタリアのバリトン歌手のレオヌッチについてお話ししたいと思います。
どのくらい好きかというと。
2011年のローマ歌劇場のリッカルドムーティ指揮による
「ナブッコ」の時に、知り合いのツテで、
レオヌッチの楽屋に行き会えるチャンスがありましたが……
緊張しすぎて私「はじめまして」も、口が乾きすぎて言えないくらい。初めて女の子に告白した時より緊張した!!笑
YOUTUBEのレオヌッチの再生回数は半分、自分ではないかと思うくらいです。。。
さて彼がどんな歌手かと言いますと、今もなお80歳を超えて現役で、世界中の劇場に出演しています。
彼の代名詞とも言われている役柄は2つ。
ロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」と ヴェルディ作曲の「リゴレット」
生涯で彼は、「セビリアの理髪師」を300回以上
「リゴレット」なら450回以上演じています。超人ですね!笑
リゴレットの2幕「si vendetta」は彼が演じる時は必ずBISが
起こり、必ず2回繰り返されます。一緒に歌うジルダ役の人は大変!!!笑
彼は役柄に対して楽譜の読み込みを今だに怠りません。
そして他の歌手が演じた映像などは見ないようにしていて、必要なことはすべて楽譜に書いてあるからと。
さらにバリトンの中でも高音に強く、
にテノール歌手との二重唱の時のなど一緒に高音に上げて歌ったり、テノールアリアも楽々歌ってしまいます。かといって低音が不得意かと言うと違います、
シモンボッカラというオペラのバスのアリアの
下のミの音を出してしまいます。無敵!!!!
あと演技力も抜群で、セリアやブッファ関係なく幅広く
個人的には、ヌッチが「オテッロ」のイヤーゴを演じた時の
1幕で、自分の部下のカッシオが副官になったことを妬むヤーゴが案じ、酒に弱いカッシオにワインを無理強いをして、騒ぎを起こさせる、悪巧みのシーンが大好きです。
まだまだ語りきれないのですが、また書かせていただきます。
ありがとうございました。