更新日:2016.12.26
【セッション初心者のブルース】~椿音楽教室~
ジャムセッションに行った。
これだけ書くと「この人は楽しかったことを書くのかな」と思いがちだが、今回のタイトルは何せ“ブルース”だ。少しネガティブな感想から入りたいと思う。
近年のジャムセッションが素晴らしいと感じるのは、楽器を覚えたての方でも楽しめるセッションが増えていることだ。理論がわからなくても大丈夫、その場で必要なことだけレクチャーしてあとは楽しくセッション、音でコミュニケーションだ。
これ自体を全く否定するつもりはないし、勇気を出してセッションに行って見たら「下手くそなら帰れ!」という雰囲気にさらされるより百倍マシだと思う。
前述したように、私はそんな「初心者でも大丈夫です! 一緒に学んで行きましょう!」なセッションに参加した。学校で音楽を学んだとはいえ私は紛れもなくセッション初心者であるから、そこから入るのが道理かと思ってのことだ。
だがここで私が困ったなと思ったのは、そのセッションがいざ始まってアドリブをとることで大事なことの説明に入った時「ダイアトニックスケールはわかる?」と言われたことだ。