トランペット初心者のための基本知識や始め方まとめ! | 椿音楽教室

公開日:2021.01.12 更新日:2021.01.11

トランペット初心者のための基本知識や始め方まとめ!

トランペット初心者のための基本知識や始め方まとめ!

トランペットといえばオーケストラや吹奏楽で使われる初心者には難しい楽器のイメージがありませんか?しかし、正しい知識と練習方法を知ることで初心者でもトランペットの演奏ができます。
そこで、本記事ではトランペット初心者に向けた基本知識や始め方についてお伝えします。

トランペットはどんな楽器?

トランペットの歴史や仕組み、音色の特徴についてお伝えします。
まずトランペットの歴史を解説します。

トランペットの歴史1.紀元前

トランペットの歴史は、紀元前までさかのぼります。
紀元前のトランペットは、音階を作るバルブ装置はなく、木または茎で作られた一本の管のみでした。そこから時代が進み、青銅や銀などの金属で作られます。
しかし、この当時はまだ音楽として使われることはなく、宗教儀式や軍隊などの合図や信号音として使用されていました。

トランペットの歴史2.14世紀以降

14世紀になると金属製の長管のトランペットが作られ、徐々に音楽の世界での活躍が始まりました。
そして、バロック音楽の時代と呼ばれる17世紀初めごろから旋律が奏でられるようになりました。(バロック音楽の時代とはバッハが亡くなった1750年までの約150年間を指します。)
この当時はまだバルブ装置が無く、演奏者の唇のみで音色を奏でていたので、高度な技術が必要とされる楽器でした。

トランペットの歴史3.18世紀以降

1815年頃になるとバルブ装置が開発されたことで優れた演奏性と安定した音質が生まれ、トランペットが普及します。
今ではさまざまな音楽ジャンルで活躍する金管楽器の王様になりました。

トランペットの仕組み

トランペットはメインの管の真鍮(しんちゅう)と3個の短い管で作られています。
真鍮(しんちゅう)の途中に3個の短い管があり、この短い管を3つのバルブで操作して音階を鳴らします。
3つのバルブは「1番管」「2番管」「3番管」と呼ばれ、以下の特徴があります。

・1番管
人差し指で押さえ、押さえると1全音低い音が鳴ります。

・2番管
中指で押さえ、押さえると半音低い音が鳴ります。

・3番管
薬指で押さえ、押さえると1全音+半音低い音が鳴ります。

この3個のバルブの組み合わせは全部で8種類あります。
しかし、トランペットはバルブを使っても音階がまだ不安定なので、唇の振動で音階を微調整する必要があります。
最近では1番管と3番管に「チューニング・スライド」という管長を自由に微調整できる機能が考案され、これまでよりも簡単に音階の微調整が可能となりました。

トランペットの音色

トランペットの音色の特徴は、華やかな明るい音色と鋭いアタック音です。
ビッグバンド、クラシック、ジャズ、ポップスなど幅広い音楽ジャンルで活躍しています。

トランペットの種類と吹き方のコツ

ここではトランペットの種類や吹き方のコツについてお伝えします。トランペットをこれから始める人はぜひ参考にしてみてください。

5種類のトランペットを紹介

トランペットの種類

おもなトランペットの種類は以下のとおりです。

・B♭管トランペット
一般的に「トランペット」と呼ばれるものはB♭トランペットのことを指します。
オーケストラや吹奏楽、ジャズなどさまざまなジャンルで使われるのが特徴です。
そのため、最初に手にするトランペットはB♭トランペットという方も多いです。

・C管トランペット
B♭管トランペットの次にメジャーなのがC管トランペットです。
B♭管トランペットに比べて、主管が短く、音色が華やかなのが特徴です。
主にクラシック音楽の演奏で使われることが多いです。

・ピッコロ・トランペット
管の長さがB♭トランペットの半分で1オクターブ高い音域を出せるのが特徴です。
明るく華やかな音を奏でられるので、オーケストラや吹奏楽、バロック音楽の演奏に多く用いられます。
しかし誰でも高音域を出せるわけではなく、唇の振動をその音域に合わせる必要があるので、演奏するには高い技術が必要です。

・コルネット
トランペットの管が円錐状で、柔らかくまろやかな音色が特徴です。
おもに吹奏楽やジャズ、イギリスのブリティッシュバンドでよく使われます。
また、サイズが少し小ぶりのため小学校のブラスバンド使われることもあります。

・フリューゲルホルン
ホルンという名前が入っていますがトランペットの仲間です。
コルネットと同じ円錐状ですがコルネットより管が太く、柔らかくて暖かみのある音色が特徴です。
おもに吹奏楽やジャズ、ブラスアンサンブルで使われています。

吹き方のコツは力任せに吹かないこと

トランペットの吹き方のコツは、力任せに吹かないことです。
力任せに吹こうとするとアパチュア(息の通り道)が大きくなるので、中音域は出ても高音域が出にくくなります。
また、音がかすれる場合もアパチュア(息の通り道)の大きさが原因です。
最初は小さな音を出し、きれいに鳴ってきたら徐々に強く吹くのが上達のコツです。

初心者におすすめなトランペットの選び方

初心者の方は最初にB♭トランペットを買って練習し、その後演奏したいジャンルのトランペットに買い替えるのがおすすめです。
B♭トランペットは幅広い音楽ジャンルに対応でき、初心者でも扱いやすいトランペットです。
金額は数万円から30万円を超えるものまでありますが、15万円前後であればステージでも使える本格的な音が出せます。
もし一人で購入するのが不安な方は、音楽教室の先生や楽器屋さんに相談しましょう。
楽器屋さんでは試奏も可能なので、自分の耳で音を確認するのがおすすめです。

トランペットのお手入れの仕方

トランペットはお手入れをしないと変色したり金属の劣化を起こしてしまいます。
そこで、お手入れに必要なアイテムと「演奏前」「演奏後」に分けたお手入れ方法をお伝えします。

お手入れに必要なアイテム

トランペットのお手入れの準備として以下のアイテムを用意しましょう。
・スライドグリス
抜差し管の気密を保ち、錆や摩耗を防ぎます。

・チューニングスライドオイル
トリガー付きの第1、第3管用のオイルで、軽く滑らかなスライド動作が長時間持続します。

・スワブ
紐と布がくっついたもので管楽器内部の掃除に使います。

演奏前のお手入れ方法

・バルブのピストン
傘蓋を外しピストンを抜いて、ピストンの下半分にオイルを塗ります。

・主管
主管を引き抜き、スライドグリスを塗ります。

・1番管トリガー
1番管のピストンを押して、トリガーを抜き、チューニングスライドオイルを塗ります。

・2番管トリガー
2番管のピストンを押して、トリガーを抜き、スライドグリスを塗ります。

・3番管トリガー
3番管のピストンを押して、トリガーを抜き、チューニングスライドオイルを塗ります。

演奏後のお手入れ方法

演奏後はマウスパイプにたまった水分を取り除きます。
主管を抜き、抜いた主管の穴からマウスピースに向かってスワブを通して、水分を取ります。

トランペット初心者におすすめな練習曲3選

トランペット初心者におすすめな練習曲は以下の3つです。

1.聖者の行進
2.きらきら星
3.ハッピーバースデー

おすすめの理由としては、スローテンポで高音域が少なく音階がシンプルだからです。まずはこの3曲をクリアして難しい曲にチャレンジしましょう。

初心者におすすめなトランペットの学び方

これからトランペットを学ぶ方は音楽教室でプロから学ぶのがおすすめです。
トランペットはギターやピアノと違い、音を出すこと自体が難しい楽器です。
そのため、初心者の方が独学で練習を始めると、音も出せずに挫折することがあります。
その点音楽教室では一人ひとりに合わせた練習方法や正しい吹き方を教えてくれるので、上達のスピードが上がります。

まずはトランペットにチャレンジ!

トランペットを始める際は、まずは基礎知識を習得してどんどんトランペットに触れてみることが大切です。
トランペット教室では、まだトランペットを持っていない方でも借りて練習できるところもあります。
また、無料体験レッスンを実施している教室もあるのでまずは悩む前にトランペットにチャレンジしてみましょう。

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