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Staff Blog

更新日:2023.06.01

ボーカル初心者におすすめの練習方法や意識すべきポイントを解説!

ボーカル初心者におすすめの練習方法や意識すべきポイントを解説!

ただ歌うことが大好きであっても人前で披露するとなると、しっかりとボーカルと向き合わなければいけません。これからボーカルとしてスキルアップを目指していくのであれば、要点を押さえつつ、正しい方法で練習を続けていかなければいけません。

今回は、これからボーカルとして歌声を磨き上げていきたい初心者の方に向けて、おすすめの練習方法や意識すべきポイントについて解説していきます。

ボーカルは楽器と比べて専門家に習うことなく、独学で練習する方が多いので、なるべく間違った方向で突き進んでいかないよう事前にしっかりとポイントを確認しておきましょう。

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ボーカル初心者が気をつけること

まずはボーカル初心者が気をつけることをご紹介していきます。ボーカルは特に独学で始める方が多いので、誤った方法で練習していることがよくあります。もし心当たりがありそうならば、今日から意識を変えて練習に取り入れてみましょう。

ボーカル初心者が意識して気をつけた方が良いことは下記の3点です。

・健康管理を徹底する
・基礎練習は怠らない
・好きな歌手のモノマネにならないようにする

中には当たり前すぎて、意識せずとも実行しているという方もいると思いますが、それぞれ詳しくみていきましょう。

健康管理を徹底する

まずは、健康管理を徹底するということです。例えばバンドでいえば、楽器を持たずにステージに上がる人はボーカルだけです。

各楽器の担当者は、練習中はもちろん、本番でも最高のパフォーマンスを発揮できるように日々楽器のメンテナンスは怠らないでしょう。これは、ボーカルにおいても同じことがいえます。

ボーカルは楽器を持たない代わりに、身体が楽器といっても過言ではありません。プロのボーカリストへのインタビューなどで、健康管理をかなり気をつけている、という話をたびたび見かけますが、これはプロになってからはじめるというより、初心者の頃から意識づけておくと非常に良い習慣となります。

具体的に気をつけておきたい習慣が下記のようなものです。

・手洗い、うがいをしっかり行う
・飲酒を伴ったカラオケやタバコを控える
・水分補給をこまめに取る

喉の内状は自分では確認できないので、なかなかイメージが付かないかもしれませんが、いかに喉をケアするか、乾燥させないか、と意識して労ってあげることが大切です。

そのほか、寝るときにマスクをして徹底的に喉を乾燥させない対策をしている方の話も聞きます。いつでも最高のパフォーマンスを発揮できるように、今から健康管理を徹底しておきましょう。

基礎練習

ボーカルのスキルアップができてくるとおざなりになりがちなのが基礎練習です。ある程度、うまく歌えるようになってくるとテクニックを追い求めがちなのですが、魅力的な歌声というものは発声の基礎の支えがあってこそです。

腹式呼吸や発声練習などは自宅でも簡単にできるうえ、 継続して練習すればするほど、本番で安定したパフォーマンスが発揮できるものです。

加えて、毎日ルーティーンワークとして基礎練習をしていくことも大切です。あまりにも作業的な練習だとモチベーションも下がってしまうかもしれませんが、ウォーミングアップとして発声練習などを毎日の練習の前に取り入れると効果的です。

好きな歌手のモノマネにならないようにする

どのような目的でボーカルの練習をしていくかにもよりますが、初心者のよくある間違いとして好きな歌手のものまねになってしまっている事があります。

もちろんそれは好きな歌手のものまねをすることが目的であれば間違いではありません。しかし、ボーカリストとして技術を高めていきたいのであれば、他人の癖はあまり真似しすぎない方が良いでしょう。

誰かに影響受ける事は悪いことではありませんし、目標を設定することも良いことです。ただ、わかっていて良いところだけ取り入れるのと、ただのモノマネになっているのでは大きく異なります。

やはりプロを目指すのであれば最終的には「自分らしさ」を大切にするべきでしょう。 それは、生まれながらの持ち味であったり、今まで練習してきた楽曲の積み重ねから造られていくものです。

ですので、徹底的に真似をするのであれば、その対象は基本に忠実なのか、また癖が強くないのかといった点をいま一度確認しておきましょう。

ボーカル初心者におすすめの練習方法

ボーカル初心者におすすめの練習方法や意識すべきポイントを解説!_02

いつでもスタジオで大きな声を出せるような環境にいる方も稀だと思います。もちろん近所迷惑にもつながるので皆さん同じような条件で日々練習をしています。発声練習は下記のように声をあまり出さなくても行えるものもありますので、是非参考にしてみてください。

・リップロール
・ロングトーン
・音程の把握

それぞれ詳しくみていきましょう。

リップロール

リップロールとは、閉じた状態の唇に息をあてることで、唇をプルプルと震わせることのことをいいます。リップロールは基礎練習として紹介されることが多いですが、初心者だけではなくプロも習慣的に行なっていることですので、初心者のうちから実践しておきましょう。

リップロールを行うと下記のような効果が見込めます。

・正しく音程が取れる
・適切な息の量で歌える
・横隔膜を鍛えられる
・表情筋がほぐれる
・リラックスした状態で声を出せる

リップロールはボーカル初心者が意識的に行うべき基礎練習となりますが、初めのうちは思ったよりもうまくいかないものです。できるようになってきたら音程を変えてみたり、顔の向きを変えてみたりと工夫しながらコツコツと毎日繰り返していきましょう。

ロングトーン

ロングトーンは、同じ音を出し続けるというものです。ロングトーンができると、歌っている時に音程がブレることなく安定し、綺麗な通る声を出せるようになります。

具体的な練習方法としては、「アー」という発声を一定の声量でなるべく長く、息が切れるまで出し続けます。まずは10秒程度からはじめてみて、慣れてきたらもっと長い時間発声し続けられるように繰り返し練習します。

安定して発声できるようになってきたら、今度は歩きながらなど少し工夫しながら行なってみましょう。人前の緊張するような場面では、どうしても力が入ってしまい、うまく声が出づらくなるものです。さまざまな状況を想定しながら日々ロングトーンの練習に取り組みましょう。

音程の把握

しっかりと音が聞こえてないと音程はあいません。 なぜ音程を外してしまうかというと、多くの場合はその曲について完全に把握できていないということがいえます。

複雑で難しい曲や苦手意識があるようなメロディの場合もありますが、うまく音程が合わせられない場合は何度も同じ曲を聞いてみて、理解し耳と頭で覚えていきましょう。また、自分の声を録音してみて客観的にどうなのかを定期的に確認してみると、歌っているときには気づかなかった癖や欠点がわかりやすくなります。

ボーカル初心者は音楽教室でレッスンを受けた方が良い?

これから本格的にボーカルの練習をしていくにあたって音楽教室で学ぶかどうか迷っている方もいるでしょう。結論としては、 初心者だからこそ最初から音楽教室で学ぶことをおすすめします。

理由としては下記の3つが挙げられます。

・独学で練習すると変な癖がつく可能性がある
・不安に感じたところをその場で解消できる
・目標を達成するまでの道のりが明確になる

初心者は経験も情報も少ないので、誤った解釈のなかで練習を進めてしまう可能性があります。音楽教室でレッスンを受けるとなると月額費用が発生してしまいますが、その分のメリットはかなり大きいと思います。

それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

独学で練習すると変な癖がつく可能性がある

なぜかボーカルに関していえば独学で練習する方が多いのですが、費用がかからない分大きなリスクが伴います。それは変な癖がついてしまう可能性があることです。プロのような完璧な発声が身に付くまで何年もかかるように、誤って着いてしまった癖も何年もかけて体に身に付いていきます。そうした中でついてしまった癖を直すとなると非常に大変なのです。

また、独学ではそのような誤って身に付いてしまった癖をそもそも気づくことができない可能性が高いため、一筋縄では改善できないところまで進んでしまっていることがよくあります。

このようなリスクを回避するためにもあまり癖がついていない初心者の段階から正しい発声の方法などを学ぶ事は非常に有意義なのです。

不安に感じたところをその場で解消できる

右も左もわからない初心者が困ることは、不明点が出てきたときの解決方法すらわからないことです。確かに今ではネットで気になるキーワードを検索すればある程度答えは出てくるでしょう。

しかし、それは本当に悩んでいる事の解決方法とは限りません。 初心者だからこそ悩みまでいかない小さな不安で歩みが止まってしまうものです。そういった時にいろいろなキーワードで調べたり、本を読んでみたりして解決方法を探してみるのも良いですが、非常に手間と時間がかかります。

そういった時にボーカルとして熟練した講師や先生に直接聞くことのできる音楽教室のレッスンはとても良いと思いませんか?

知り合いにプロのボーカリストなどがいない人こそ、こういった音楽教室の場などを活用してみてはいかがでしょうか。

目標を達成するまでの道のりが明確になる

誰しも何かしらの目標を持ってボーカルのスキルアップをしていきたいと考えていると思いますが、その目標を達成するまでにどのような手順を踏んで進んでいけばいいのかが明確になっている人はわずかかと思います。

それは自分が気づいていない向き不向きであったり、 数多くの経験をしているプロだからこそわかることが必ず存在します。

もし最短の時間で目標を達成したいのであれば、今後どのように練習して行けば良いのかという答えは知っておきたいですよね。そういった最短距離での道すじを音楽教室のレッスンで明らかにすることもできると考えると、大きなメリットがあるといえます。

ボーカル・声楽教室

 

ボーカル初心者におすすめの練習方法はなんですか?

自宅で手軽にできるものとしては次の3つがおすすめです。
・リップロール
・ロングトーン
・音程の把握

初心者はどのようにボーカルを学べば良いですか?

まずはボーカル教室などに通い、上級者から直接教えてもらうことをおすすめします。独学であれば費用は最小限に抑えられますが、悪い癖が付いてしまったり、モチベーションが下がってしまうなどデメリットもあります。

ボーカル初心者が気を付けたほうがいいことは何ですか?

初心者に限った話ではないですが、次の3つは常に意識しておきましょう。
・健康管理を徹底する
・基礎練習
・好きな歌手のモノマネにならないようにする

【鈴江真菜先生監修コメント】

最近では動画配信サービスなどを見て、独学で上達できるようになってきました。ですが自分で練習すると喉が痛くなってしまったり、乗り越えられない壁にぶつかってしまうことがあるのではないでしょうか。声帯は、形や大きさなど人それぞれです。ご自身にあった練習方法を早く見つけ、早く上達できるお手伝いをするのがボーカル講師だと思っています。

この記事を監修した講師

ボーカル初心者におすすめの練習方法や意識すべきポイントを解説!

鈴江真菜

大阪府出身。幼い頃からミュージカルが好きで音楽大学入学のため上京。在学中よりプロの舞台などに出演。主な出演作に『モンティパイソンのSPAMALOT』、『狸御殿』、『ズボン船長』(若かりしヨヨナ役、ローズマリー役)など。現在は舞台などに出演をしながら、ヴォイストレーナーとして次世代の育成を行っている。

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