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Staff Blog

更新日:2023.06.02

【アコギ初心者向け】アコースティックギターの選び方と練習方法を紹介

【アコギ初心者向け】アコースティックギターの選び方と練習方法を紹介

アコギ(アコースティックギター)は大人になってからはじめる人が多い楽器の1つです。電気を使わずにボディーに音を反響させて演奏するアコギは、ポップスやクラシックなど様々なジャンルで 用いられているため、弾き語りはもちろん上達していった先に 様々な 楽しみ方があります。

そこで今回はアコギ初心者の方に向けて、 アコースティックギターの選び方や始める前に押さえておきたい基本的な知識また上達するための練習方法についてご紹介していきます。

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アコギ初心者が抑えておきたい基本知識

まずはアコギの基本的な知識について触れていきましょう。

アコースティックギターとは、電気を使わないギターのこと 全般を指す言葉です。 弦を弾いただけの音自体はあまり大きくないのですが、ボディが音を響かせる構造になっていて大きな音が出るようになっています。

弦の数は基本的に6本で構成されており、 指やピックで弦を弾く楽器となります。 歌の伴奏や弾き語りなどで使われることが多い楽器ですが、単体で使用することもあり、美しい音色から荒々しい迫力のある音まで弾き手によって幅の広い音を奏でることができます。

アコギには弦やボディの大きさによって3つに分類することができます。

・ スチール弦を用いるフォークギター
・ ナイロン弦を用いるクラシックギター
・ 電気を用いるエレアコ

一般的にアコギ でイメージされるものはフォークギターです。まずはじめる前にどのような演奏したいのかを明確にしておくことが大切です。

フォークギター

アコギと言うと基本的にはフォークギターを指すことが多く、スチールなど金属の弦を張るギターのことをいいます。

一般的に私たちがよく目にする弾き語りやポップスで利用されるほか、ロックやジャズなど様々なジャンルで使用されています。主に指やピックで弦を弾く双方で演奏しますが、ときにはボディを叩いて打楽器のようにも扱います。

クラシックギター

クラシックギターはクラシックやフラメンコ、ボサノバなどで使用されているギターで、主に指で弦を弾いて演奏します。

現在ではナイロン弦を使われていることが多いですが、一昔前まではガット弦という羊や牛の腸から作られた弦を使用するのが主流でした。ガットギターという別名はここにちなんでいます。

エレアコ

通常アコギは電気を使わないギターのことを指すため、エレクトリック・アコースティックとは何とも矛盾した名称ですが、これがとても便利で、アコギでありながらアンプに接続することができます。

これにより音量の増幅や音の加工などができるため、ライブなど比較的規模の大きい会場での演奏や表現の幅を広げることができます。

エレアコの弦についてはアコギの弦でもエレキの弦でも対応していますが、 音がよく響くアコギ弦の方が合っていると思われます。

アコギの基本構成

アコギで用いられるギターはいくつかの部品から構成されています。それらの名称とどのような役割をしているかは大まかにでも把握しておくことは、初心者にとっても重要です。

一部の部品については自分で交換したり調整する必要があります。

アコギにとって最も重要なのは弦といっても過言ではないでしょう。 一口に弦といっても様々なメーカーが素材や太さの違いによる製品を数多く販売しています。

実際に弾いてみるとそれぞれの弦によってサウンドの違いを感じることができるほどなので、自分が理想とする音色を奏でるために自分に合った弦を探す、というのも醍醐味です。

ナットとサドル

弦を固定化するために使用している部品がナットとサドルです。 弦ほど頻度が高いものではないですが、このナットとサドルも経年劣化していくため、長く使用しているアコギであれば交換しなければいけないこともあります。

オクターブチューニングが狂う原因となることもあります。

ペグとブリッジ

弦をしっかりと張って正しい音を出すために必要な部品がペグとブリッジです。 ギターはストリングポストという弦を止めるパーツに通して、その先のペグを回すことによって弦の張りを調整します。

ペグをくるくると回すことでチューニングを行います。

フレットとネック

フレットは弦をおさえることで音を変化させる金属パーツのことです。ネックはギターの本体から出ている細長い部分のことで、 フレットはネックに一定間隔で取り付けられており、おさえた弦がどこのフレットに当たるかで出る音が変わります

フレットも長年使うとすり減っていくため、数年ごとのメンテナンスをおすすめします。

アコギをはじめる時に準備しておきたいもの

アコギを始めるときに準備しておきたいものをご紹介します。

必ず必要なものと、あれば便利なものがありますので、予算上問題がないかまたご自身の目的に合っているかどうか等を確認しながら購入するか否か判断してみてください。

チューナー

アコギは弾く前に必ずチューニングという作業が必要になります。これはそれぞれの弦が正しい音程でなっているかを調整することで、チューナーはその補助をしてくれます。

絶対音感を持っている人以外は、基本的にはチューナー を使った方が圧倒的に早くかつ正確にチューニングできるため、チューナーは購入しておきましょう。近年はギターのヘッドにはさんで使うクリップチューナーが主流です。

アコギの新品を購入してからすぐに弦の予備が必要となるわけではありませんが、弦は消耗品のため長く使っているといずれは交換しなければいけないタイミングがやってきます。

利用頻度によってその交換のタイミングはまちまちですが、急に交換しなければならなくなる時もあるので、アコギに張ってある弦のほかに予備を持っておくと安心です。

ピック

ピックは指で弾くよりもはっきりと力強いサウンドを出すことができます。主に、コードストロークでの伴奏で効果を発揮しますが、ピックを使って細かいメロディーを弾いたり、アルペジオを弾いたりすることも可能です。また、親指にはめるサムピック、それ以外の指にはめるフィンガーピックなどもあり、その用途は様々です。

素材や大きさも各種あり、値段も安いので色々試してみて自分に合ったピックを見つけてください

ギターケース

自宅での練習や演奏のみであれば必要ありませんが、いつアコギを持って外出しなければならないタイミングが来るかは分かりません。

例えば、急に故障してしまって修理に出すときは ギターケースがあると便利です。また、誰かに披露するときに持ち運ぶこともあるでしょう。新たにアコギを購入する際にギターケースが付属している場合もあるので注意しておきましょう。

初心者におすすめのアコギの選び方

まったくの初心者であればどのような基準でアコギを選んだらいいのか迷うと思います。

ただ、初心者向けのアコギの選び方として、正解があるわけではなくどのような観点を重視するかといったところにつきます。

いくら立派なアコギを購入したとしても継続することができなければ無駄になりますし、クセのあるアコギを購入して正しく上達することができなければ意味がありません。

はじめてのアコギ選びのポイント

初めてアコギを購入する際には下記の3つのポイントを重視すると良いでしょう。

・大きさ(自分の体格に合っているか?)
・見た目(デザインがかっこいいと思えるか?)
・弾きやすさ(弦高が高すぎないか?)

はじめての場合はそのアコギ自体がいいのか悪いのかはわからないので、単純に見た目が好きかどうかという観点で決めてしまっても良いと思います。はじめのうちは特に、継続して練習することができるか、というモチベーションを維持し続けることが大切です。

実際に楽器店に足を運び、予算の範囲内でご自身が良いと思ったアコギを購入するのが良いでしょう。ただその時になるべく新品を購入するようにしてください。 中古のアコギも良いものはあるのですが、クセが強かったりするためこれから始める初心者向けではありません。

どうしても迷った場合は、楽器店の店員さんに意見を聞きながら購入すると不安も解消されることがよくあります。

初心者セットはどう?

楽器店によってはアコギの初心者セットが販売されていることがよくあります。 基本的に安価であることを売りにしているため、質が伴っていない事はあるのですが、 そもそもアコギを続けられるかというお試しの意味で購入するにはもってこいです。

アコギを好んで演奏される方は、 複数アコギを所有している事はよくあるので最初からちゃんとしたアコギを購入しなければならない事はありません。ある程度、上達した後にもっと良いアコギに変えたいという気持ちが高まったタイミングで新しいものを購入しても全く問題ありません。

また初心者セットは価格のほかに、ギターカバーやチューナーなどアコギをはじめるために必要となるアイテムが付属しているためメリットとしては大きいです。

アコギ上達のための3つの壁と練習方法

【アコギ初心者向け】アコースティックギターの選び方と練習方法を紹介_02

アコギ選びが決まったら次は練習方法についてです。 ギターに限らず楽器全般同じことがいえますが、やはり初心者のはじめたての段階がもっとも挫折しやすい時期としてあります。

アコギで初心者が挫折しやすいポイントは下記のようなものです。

・コードをおさえられない
・うまく音がならない
・毎日練習ができない

アコギを独学ではじめようとすると、これらの問題で挫折する方が続出します。 どうしても1人で練習しているとうまくいかなかった時にモチベーションが下がり、 いつの間にかアコギから離れてしまうこともあるでしょう。

体系化された練習方法は、 ネットや教本で洗練された情報が発信されているため、この点については問題ないと思います。

問題は、継続して練習ができるかということと、自分の演奏が正しいかどうかの判断がつけるかどうかにつきます。
ですので、練習方法というよりかは、継続して練習をするための仕組み作りが大切になります。一緒に友人とアコギをはじめたり、音楽教室でプロから直接教えてもらうことは非常に効果的です。

アコギ初心者におすすめの曲

初心者向けのおすすめの曲としては、下記のようなポイントを重視すると良いでしょう。

・テンポが速すぎない
・シンプル
・よく知っている

簡単でいいのでまずは1曲弾けるようになると達成感も高まります。 簡単とおすすめされている曲を1つずつこなしていきながら、その曲の中で演奏できるテクニックを一つ一つ増やしていきます。

できるようになったら次の曲へというようにどんどん弾ける曲を増やしていくことで、上達も早くなります。 必ず弾かなければならない曲というものはありませんので、まずはご自身が聞いたことある曲や、テンポが緩やかな曲などを選んでみてはいかがでしょうか。

また、教本や講師におすすめされている楽曲から選んでいくというのも効果的です。

 

 

初心者におすすめなアコギは?

アコギ初心者の人はどのようなポイントで選べば良いか判断が難しいため次の3つのポイントを中心に選んでみましょう。
・大きさ(自分の体格に合っているか?)
・見た目(デザインがかっこいいと思えるか?)
・弾きやすさ(弦高が高すぎないか?)
はじめてアコギを購入する場合はいいのか悪いのかはわからないので、店員さんにアドバイスをもらい、最後は直感で決めましょう!

初心者はどのようにアコギを学べば良いですか?

まずはアコギ教室などに通い、先生、またグループレッスンであれば上級者から直接教えてもらうことをおすすめします。独学であれば費用は最小限に抑えられますが、悪い癖が付いてしまったり、モチベーションの維持が難しいなどデメリットもあります。

アコギを始めるときに必要なものはなんですか?

基本的なアイテムは次のとおりです。
・チューナー
・弦
・ピック
・ギターケース

【和田宏之先生監修コメント】

「マイアコギを買う」これはとても心躍るイベントでしょう。ただ、数あるアコギのどれを買っていいかわからず、迷ってしまうのも確かです。 そんな時に当コラムが少しでも参考になれば幸いです。是非、最高のパートナーを見つけてください!

この記事を監修した講師

【アコギ初心者向け】アコースティックギターの選び方と練習方法を紹介

和田宏之

静岡県浜松市出身。幼少時より歌の才能を見出され、数々の舞台経験を積む。 普通の大学に入学するもエリック・クラプトンとビートルズに影響を受け、プロの音楽家になる決意をし大学を中退。 独学でエレキギター 、アコースティックギター、クラシックギターを覚え、同時に音楽理論を習得する。 次第にジャズに傾倒し、宮之上貴昭氏主催のジャズギター道場、そして井上智氏にも師事しながらライブ活動を行う。 更なるステップアップを目指し、昭和音楽大学短期大学部ジャズ・ポピュラー科に入学。働きながら通学し、梶原順氏、末原康志氏の下でギター全般について学び直し、またDTMやレコーディング、作曲技法なども習得。 木村年宏氏、津田昭治氏の下、ウクレレも習得。 音大卒業後は講師業の傍ら、精力的に音楽活動を展開中。

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