リトミックの効果とは?子どもの教育と音楽の関係性 | 椿音楽教室

公開日:2020.11.02 更新日:2020.11.02

リトミックの効果とは?子どもの教育と音楽の関係性

リトミックの効果とは?子どもの教育と音楽の関係性

子どもの教育と音楽の関係性について理解すれば、リトミックを子どもに習わせたいと思うでしょう。
子どもの教育に音楽を取り入れて、活かすべきです。

本記事では、音楽を使った教育方法であるリトミックについて解説します。
リトミックの効果や教育と音楽の関係性を見ていきましょう。

リトミックとは?

リトミックは、スイスの作曲家・音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズによって提唱された音楽教育です。

音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的・感覚的・知的な面からも子どもの潜在的な基礎能力の発達を促します。

ダンスと同じでは?と思う人もいますが、ダンスは子どもがどう動くべきか前もって決まっているのに対し、リトミックでは自分で動きを決める点が大きく異なっています。

リトミックの歴史

リトミックは、エミール・ジャック=ダルクローズが、19世紀後半頃に開発した音楽教育の手法でした。
学生たちの音楽を感じ取る能力や、音楽について考える能力を伸ばすために生み出したシステムがリトミックの始まりです。

このように元々は音楽に関する教育のために出されたリトミックでしたが、ジャック=ダルクローズは、リトミックが音楽的能力だけでなく、注意力、思考力、社会性なども養うことができること、および、大人よりも子どもに対する効果が特に大きいことに気付きました。

そして、子どもたちへの教育にリトミックが用いられるようになります。
日本でも幼児教育にて大きく活かされています。

リトミックでは手足を動かすことで、脳に良い刺激を与えることができるといわれています。

リトミックの3要素は動き・ソルフェージュ・即興

リトミックには、動き、ソルフェージュ、即興の3要素があります。

  • 動きは音楽を聴いて感じたことを動きで表現
  • ソルフェージュは全身を動かしながら、歌う
  • 即興は自分で考えて、その場で何かを表現

リトミックを通じて人格形成の3要素を伸ばす

リトミックの効果とは?子どもの教育と音楽の関係性(2)

人格形成の3要素は、心・力・個性です。 リトミックを通じて、これらをバランスよく伸ばすことができるとされています。

心を育てる

音楽や人に触れ合うことで感受性が育てられます。 また、お友達と一緒に活動することで、向上心や競争心などが刺激されます。

力を育てる

表現力や集中力を育てることができます。 数や言葉を混ぜ合わせていくことで、知力や判断力が伸びていきます。

個性を伸ばす

リトミックでは自分で考えて表現を行うことで、積極性や個性を伸ばすことができます。

音楽と触れ合いながら基本的な音楽能力を伸ばす

音楽は人間にとって、もっとも自然な自己表現の手段の1つなので、リトミックでは音楽との触れ合いを大事にします。 また、音楽と触れ合うことを通じて基本的な音楽能力を伸ばします。

リトミックの3つの効果

ここまでリトミックの概要について見てきました。 こちらでは、リトミックの3つの効果について紹介していきます。

1.コミュニケーション能力の向上

リトミックでは、講師やお友達と一緒に表現を行います。 自分自身の表現力を高めたり、講師やお友達との集団行動の中で、協調性などを身に着けていきます。 こういった経験を通し、コミュニケーション能力も向上します。

2.基礎体力が身につく

リトミックは全身を使って行います。 そのため、子どもに必要な基礎体力を身につけることができます。

3.集中力が高められる

リトミックを通じて、子ども達は音楽を聴くことによる集中力の高まりや自己表現を行うことによる集中力の高まりを体験できます。 子どもが今後生きていく中で、集中力が必要となる機会は数多くあります。

0〜5歳児のリトミックの主なレッスン内容

リトミックは年齢別でレッスンを行うことが多いです。 教室によってレッスン内容は異なりますが、こちらでは0〜5歳児のレッスン内容を紹介します。

0〜1歳児は親子でスキンシップを取りながら

リトミックは0歳児から始めることが可能です。 ただ、0歳児は主体的に音楽に合わせて動くことはまだ難しいので、音楽に合わせて親子でスキンシップを取ることが中心です。 1歳児は親子で音楽に触れます。 音楽に合わせてお互いの体の一部をくっつけたり、同じテンポで体を動かしたりします。 ほかにも、色ぬり、貼り絵、折り紙などをして、絵本を完成させます。

2〜3歳児は音で遊ぶ

だんだんと言葉を覚えてくる2〜3歳児は、身近にあるものを見せて、ものの名前を言わせることから始めます。 次に、リズムを交えながら、ものの言葉を発させます。 たとえば、「ボール」といったあとに手でポンポンと触るといった流れです。 この一連の流れで、子どもはものを見て、名前をいい、リズムをとれるようになるのです。

4〜5歳児は楽器を使って演奏する

4〜5歳児は、自分で考えて表現することが多くなります。 楽器を演奏したり、リズムを取ったりできます。 また、音楽的な事柄もたくさん導入されます。 能力を伸ばすだけでなく、能力の制御を覚えるようにもなります。

リトミックの教材はこれ!と決まっているわけではない

0〜5歳児のリトミックのレッスンについて紹介しましたが、教室によって内容は異なります。 一般的なリトミック教室では、鈴などの簡単な楽器や、ボールやロープといった身近な物を教材とすることが多いようです。 ただし、自己表現がリトミックの中心なので、これを必ず利用するという決まりはないようです。

リトミックは音楽を通してさまざまなことが学べる

リトミックは全身を使いますので、身体的な能力を伸ばします。 また即興にて、自分で動きを考えたうえで表現を行いますので、感覚的・知的な成長も見られます。 リトミックは生きていくうえで必要な能力を伸ばすことができるのです。 音を聴き取る力や、リズム感などの音楽に関する能力だけでなく、創造性、注意力、集中力などを伸ばすことに役立ちます。 リトミックは子どもたちが持っている潜在的な能力を育むことに重きを置いており、総合的な人間教育として発展していきました。 また、リトミックでは「感じ取り→考え→行動する」という、リトミックだけに限らず普段の生活にて、人間にとって非常に大切な行動パターンのトレーニングを行います。 さらに、音楽に対して即座に反応する即時反応を重視し、心と身体のバランスをとることを目指しています。

リトミックを通じて子供は大きく成長できる

ここまで、リトミックの概要やリトミックの3つの効果、年齢ごとのリトミックのレッスン内容について見てきました。 リトミックが、子どもに与える影響をイメージできたという方もいらっしゃることでしょう。 リトミックを通じて音楽的素養に限らず、伸ばすことができる要素は多くあり、子どもの成長にリトミックは非常に有用です。 0歳からはじめることができるので、是非、お子様にも体験させてあげてください。

 

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